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〈食べる溶岩ジオロック〉
溶岩そっくり!
伊豆半島ジオパーク生まれ

コロカルニュース

posted:2016.3.31   from:静岡県  genre:食・グルメ / 活性化と創生

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

静岡県の伊豆半島は、本州で唯一フィリピン海プレートの上にあり、
かつては南洋にあった火山島や海底火山の集まり。
その火山活動や地殻変動によって出来た大地を楽しむことができる
〈伊豆半島ジオパーク〉は、日本ジオパークのひとつに数えられる名所。

これまで世界ジオパークネットワークへの加盟に向けて頑張っていたのですが、
4年に1回行われる認定では、惜しくも認定ならず…!
実は地元は溶岩そっくりの砂糖菓子〈食べる溶岩 ジオロック〉が
おみやげ品として販売されているのですが、、、

これが〈食べる溶岩 ジオロック〉!お値段は350円(税込)

〈食べる溶岩 ジオロック〉パッケージ

認定ならずだった今回の結果にめげずに、
ジオパークを更に盛り上げようと、
富士宮東高の生徒たちが〈食べる溶岩 ジオロック〉を使って
〈破壊怪獣ジオロック〉を作りました。

芸術コースの生徒達というだけあって、かなりリアルな出来です。
2016年4月2日(土)に伊豆半島ジオパークの中央拠点となる
〈伊豆半島ジオパークミュージアム ジオリア〉がオープンするのにあわせ、
〈長泉町 ジオパークビジターセンター〉等にて順次展示されます。

破壊怪獣ジオロック

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仕掛け人は地元のママクリエイター集団

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〈FCW(フリーランス・クリエーター・ウーマン)〉

この〈破壊怪獣ジオロック〉の仕掛け人は、静岡県東部を中心に組織された、
女性クリエイター集団の〈FCW(フリーランス・クリエーター・ウーマン)〉。
地元で子育てしながらフリーランスのデザイナーとして
活動する女性5人が作ったチームです。
こどもが体調不良など、突然のアクシデントのときは
お互いにフォローしあって、働く環境を整えていくのだそう。
〈破壊怪獣ジオロック〉webサイトの企画・制作も、FCWが手がけています。

ジオロックで作ったジオポイントの割狐塚神社

マグマに浮かぶジオロック

〈食べる溶岩 ジオロック〉は、現在、
伊豆市観光協会 修善寺駅観光案内所、ながいずみ観光交流協会、
伊豆市 道の駅 天城越え、セブン-イレブン長泉町本宿店等で販売中。
ゴリゴリとした食感、口のなかに広がる甘み…
でも見た目は完全に溶岩!というジオロック、
ジオパークのお土産にいかがでしょう。
コロカルで以前ご紹介した『ジオガシ旅行団』の記事も
合わせてどうぞ!

information

食べる溶岩 ジオロック

販売価格:350円(税込)

内容量:50g

原材料:砂糖、卵白、香料、活性炭

Web:公式サイト

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