連載
posted:2014.7.21 from:香川県小豆郡土庄町 genre:暮らしと移住
〈 この連載・企画は… 〉
海と山の美しい自然に恵まれた、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島。
この島での暮らしを選び、家族とともに移住した三村ひかりが綴る、日々の出来事、地域やアートのこと。
writer's profile
Hikari Mimura
三村ひかり
みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。
http://homemakers.jp/
小豆島と神戸とをつなぐ船「小豆島ジャンボフェリー」。
私たち家族もたびたびお世話になっています。
そんなジャンボフェリーで働く人たちの姿を
「小豆島カメラ」のメンバーが撮影しに行ってきました。
はじまりは、小豆島カメラの写真展をジャンボフェリーでやりたい!
とご相談したことから。
「写真展やりましょう! 小豆島の写真と合わせて、
ジャンボフェリーやそこで働く人たちの姿も展示しましょう!」
ということで、お仕事中の皆さんを撮らせていただけることになりました。
撮影当日、小豆島の坂手港からジャンボフェリーに乗り込み、まずは神戸へ。
他メンバーと合流して、いよいよ撮影。
神戸14:00出港に向けての準備風景から撮影スタート。
この日の運航スタッフは11人。
その名の通りジャンボな船を、ひとりが何役かこなしながら運航。
すごいです。
掃除中の船内や、貨物トラックが船に入るところなどを間近で撮影。
普段は入れない、エンジン室や操舵室、乗組員休憩室などにも潜入。
ふと、映画『天空の城ラピュタ』を思い出した。
ひとつの船をチームで動かして、目的地に向かって進んでいく。
操舵室には船長がいて、エンジン室で機械をメンテナンスしてるおっちゃんがいて、
厨房では船員たちのごはんを用意してくれる料理人がいて。
船で働く仲間というのはなんだかすてきだなと思いました。
今回のジャンボフェリーの撮影の様子は、
「地域×写真」をテーマにした無料のフォトマガジン
「Have a nice PHOTO!」(7月21日発刊)でも紹介されます。
一部の駅や写真関連施設で配布されています。
そして7月28日(月)から、小豆島ジャンボフェリー船内で
「見たい 食べたい 会いたい」と題して小豆島カメラの写真展を開催します。
旅行雑誌に載っている小豆島とはちょっと違う、暮らす場所としての小豆島の写真。
そんな写真を見ながら小豆島巡りの計画を立てていただければと思います。
今回撮影したジャンボフェリーで働く皆さんの姿ももちろん展示します。
この夏、ジャンボフェリーに乗って、小豆島へ!
information
小豆島カメラ写真展
「見たい 食べたい 会いたい」
2014年7月15日~8月24日 graf(大阪)
2014年7月28日~9月15日 小豆島ジャンボフェリー船内
2014年7月28日~8月7日 オリーブナビ小豆島(小豆島)
2014年8月13日~8月31日 迷路のまち・石奉行陣屋跡(小豆島)
2014年10月24日~11月6日 オリンパスプラザ大阪(大阪)
お問い合わせ 小豆島観光協会 0879-82-1775(坊野)
http://shodoshima-camera.tumblr.com/
information
HOMEMAKERS
住所 香川県小豆郡土庄町肥土山甲466-1
営業時間 金曜、土曜のみ 11:00~17:00(L.O. 16:00)
http://homemakers.jp/
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