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Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
地方暮らしに興味はあっても、いきなり〈移住〉は大変、、
仕事や家庭にどんな影響が出るのか、
まずは住んで体験してみたい、という方に。
北海道の大樹町でスタートした〈ワークステイプログラム〉は、
地域に足りない、デザイン・ITなどの専門的なスキルを持つ方や、
まちづくりや地域貢献に興味がある方を対象に行う、お試し暮らしサービスです。
住宅使用料は1ヶ月35,000円と格安。
町が光熱水費、放送受信料、寝具借上料、
インターネット回線使用料及び利用料などを負担。
滞在の最後に、まちづくりに関する企画書または提案書などを作成し、
町に提出した場合には、謝礼金35,000円が支払われます。
対象となる方は、
まちづくりや田舎暮らしに興味がある方、
デザインやWEBなどの場所を選ばない働き方ができる方、
都市部の仕事をテレワークで受注する企業や個人事業主の方、
都市部から住居を移し起業しようとする方などなど…。
レンタカー利用料の助成もあるそう。
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こちらのプログラム、初回の参加者は、
熊本在住のカトラリー作家さんとそのご家族。
熊本と北海道の二地域居住を希望されており、
滞在中は大樹の木材を使ったカトラリー作り、町内外のイベント出展、
町内学童の子供達向けのスプーン作りワークショップ、
ギャラリー開催など充実の大樹町ライフを過ごされていたそう。
カトラリー作家さんは滞在最終日に、大樹町の新たな商品として
「大樹の木でできたベビースプーン&フォークセット」を提案。
その後、町では大樹町で生まれた子供への出産祝いの
ギフトとしての活用を検討しているのだそう。
いろいろな可能性を秘めるワークステイプログラムです。
2016年12月には都内在住のグラフィックデザイナーと起業家の
2組が利用される予定です。
詳細および申込みは公式サイトからどうぞ。
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