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繭からマフラーを織る、冬支度。
〈台所草木染め 結工房〉が
ワークショップを開催!

コロカルニュース

posted:2016.10.13   from:東京都千代田区  genre:ものづくり

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

東京・神田にて〈台所草木染め 結工房〉が
繭からマフラーをつくるワークショップを開催します。

〈台所草木染め 結工房〉は、吉田信子さんが仙台市にて主宰する草木染めの工房。
養蚕農家さんから分けてもらった繭から糸を紡ぎ、
採ってきた草木で染め、布を織っています。

毎年恒例となっているこのワークショップでは、
繭を煮てふわふわの繭綿をつくり、天然染料で色を染め、
好みの柔らかさの糸を紡ぎ、マフラーサイズの布を織ります。
染めから糸づくり、機織りまで、布をつくるために必要な工程を
一通り体験できるので、初心者の方にもおすすめ。
日ごとに寒くなっていく季節、マフラーを編みながら冬支度なんていいですね。

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なぜ“台所”で草木染めなの?

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結工房が“台所草木染め”という所以は、
ひとつの火の周りで衣・食・住がいとなまれていた頃にあるそう。

人が自然と共に暮らしていたころ、火の周りは台所であり工房でした。
そこでは採ってきた原料からていねいに糸をつくり、
染め、織り上げた質の良い布がつくられていました。

結工房では、そうした「衣のいとなみ」をつづけていく方法を探し、
質の高い布を作ることに専念しているのだそう。
結工房のワークショップでつくった織物は
使い込むほどに味わいが出てくるので、ずっと大事に使えそうです。

ワークショップは10月23日(日)よりスタート(全4回)。
参加をご希望の方は、電話またはメールにてお申し込みください。
同日程にて、より上級の技を学べるコースもあります。
詳しくは、〈台所草木染め 結工房〉までお問い合わせを。

information

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繭から始まるワークショップ 2016

日程:10月23日(日)、11月26日(土)、1月21日(土)、1月22日(日)

時間:11:00〜16:00

会場:TEORIYA

住所:東京都千代田区神田小川町2丁目8 扇ビル5F

アクセス:小川町駅、新御茶ノ水駅、淡路町駅 B5出口より徒歩3分

申し込み:台所草木染め 結工房 022-272-4679/n-yosida@h8.dion.ne.jp

Web:台所草木染め 結工房 Facebook

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