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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
2016年9月10日(土)、北海道広尾郡大樹町(たいきちょう)で
初の野外音楽フェスティバル〈宇宙の森フェス〉が開催されます。
発起人は、地元に暮らす20代〜30代の若者たち。
“宇宙”と“大自然”をテーマに、
野外音楽ライブや地元食材を使った美味しい食事、マーケット、
ワークショップなど盛りだくさんのイベントが行われます。
開催のきっかけは、大樹町に住む実行委員長の上田さんが、
もともと野外フェスが好きだったこと。
「こんなハッピーな空間を、私が住む大樹町でも創りだせたらどんなに楽しいだろう」
と考え、周りの友人知人に声をかけてこのイベントが生まれました。
フェスが行われる大樹町は、北海道十勝の南にある、人口が5700人の小さな町。
人口流出と高齢化が激しく、この20年間で人口はおおよそ20%減少という
さまざまな課題があるところです。
それでも、ずっと暮らしてきたこのまちの良さを見つめ直そうと、
開催のためにメンバーでアイディア出しをしてみると、豊かな自然や
おいしい食べ物など、自慢できるところがたくさんありました。
そうして開催されるフェスティバルでは、
日本一の清流、歴舟川(れきふねがわ)のほとりに、ステージをたてて、
みんなでつくった手作りの装飾をほどこします。
出演ミュージシャンは荒井岳史(the band apart)さん、
カジヒデキさん、Keishi Tanakaさん、須永辰緒さんら豪華な面々。
また地場の食材を使った美味しい料理や、
道内各地から集まるこだわり雑貨のお店が集まる〈森のマーケット〉も見逃せません。
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ほかにも、大樹町が約30年前から取り組んできた“宇宙のまちづくり”にちなみ、
星空案内や、民間ロケット企業ISTによるミニホバリングロケット、
音と光で宇宙を表現するSpecialライティングパフォーマンスなどを実施。
大樹町にはJAXAの施設があり、ロケットの発射実験などが行われているほか、
最近町民となった堀江貴文さんの設立した〈インターステラテクノロジス〉の
本社も町内にあり、日々ロケット開発が進められているんだとか。
自慢の地元食材で作ったフードと
お洒落な音楽を聞きながら満天の星空を眺めたり、
頭上にひろがる遥かな宇宙の存在を感じる。
そんなゆったりした時間を、大樹町で過ごしてみてはいかがでしょうか。
イベントでは現在クラウドファウンディングも行っています。
information
宇宙の森フェス2016
料金:当日4,000円/前売3,500円(中学生以下無料、高校生・町民割あり)
チケット販売場所:
チケットぴあ http://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1627006
e+(イープラス) https://eplus.jp/ath/word/93992
その他十勝管内4箇所
Web:公式サイト
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