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posted:2016.8.5 from:熊本県熊本市 genre:食・グルメ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Hiromi Kajiyama
梶山ひろみ
かじやま・ひろみ●熊本県出身。ウェブや雑誌のほか、『しごととわたし』や家族と一年誌『家族』での編集・執筆も。お気に入りの熊本土産は〈808 COFFEE STOP〉のコーヒー豆、〈Ange Michiko〉のクッキー、大小さまざまな木葉猿。阿蘇ロックも気になる日々。
Photographer
Ryosuke Iwamoto
岩本良介
いわもと・りょうすけ●神奈川県秦野市出身。2010年より写真家・鈴木陽介氏のアシスタントとなり、2013年独立。雑誌やWeb媒体などで活動中。
地元の秦野市は、日本で初めて落花生栽培が始まった土地で、老舗の落花生商店がいくつもあるので、いつか取材で訪れたいなぁとひそかに思っています。ryosukeiwamoto.com
熊本市中央区にある繁華街、〈上通(かみとおり)〉。
個人店からチェーン店まで、さまざまなお店が並ぶこの通りは、
平日・休日問わず、老若男女が行き交うにぎやかな場所です。
そんな熊本のメインストリートで、
1956年(昭和31年)のオープンから愛されてきたおやつがあります。
その名は〈蜂楽饅頭(ほうらく饅頭)〉。
お土産や手土産としても重宝されるご当地おやつです。
写真を見てもおわかりのとおり、
いわゆる〈今川焼き〉と呼ばれている形状の饅頭ですが、
特徴は、生地にたっぷりと国産純粋蜂蜜を使用し、
黒あんと白あん(値段は各100円・税込)の2種類があること。
ほどよく塩気がきいた餡と、もっちりとしつつも
香ばしい皮がマッチして、クセになるおいしさです。
〈蜂楽饅頭〉は、熊本本店がオープンする1年前の1955年(昭和30年)に水俣市で創業。
初代社長が養蜂業を営んでいたため、
「何か蜂蜜を使った商品を」と考えた末に生まれたのだそう。
現在では、熊本県のほか、福岡県、宮崎県、鹿児島県にも販売店があり、
その輪が広がっています。
創業時から続く素材と製法へのこだわりがおいしさの秘密。
餡子の材料となる小豆と大手亡豆は、北海道の十勝平野で育ったものを厳選し、
餡子作りの時間を短縮するために用いる増粘材や
日持ちさせるための保存料などは一切使っていません。
そして、もうひとつ。
饅頭とならんで、たくさんのファンをもつ夏季限定メニューがあります。それがかき氷。
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一番人気は目にも涼やかなミルク味の〈コバルトアイス〉。
口にふくむとフワッ、サラッと溶けていく氷に、火照ったからだもひんやり。
自家製の蜜と抹茶をあわせたシロップが自慢の〈宇治ミルク〉は、
香りがよく、饅頭との相性も抜群!
週末は行列必至の人気店。
午前中の早い時間に足を運ぶのがおすすめです。
information
蜂楽饅頭 熊本本店
住所:熊本県熊本市中央区上通町5-4
TEL:096-352-0380
営業時間:10:00〜19:00(イートインは〜18:30)※売り切れ次第閉店
定休日:火曜
Web:蜂楽饅頭 公式サイト
お取り寄せ:なし。店頭での販売のみとなります
蜂楽饅頭の賞味期限:購入日当日中
店舗所在地:熊本県(熊本市/本渡市/水俣市)、福岡県(福岡市/久留米市/北九州市)、宮崎県(宮崎市)、鹿児島県(鹿児島市/出水市/姶良郡)店舗案内ページ
この記事に掲載している商品の値段や店舗情報等は、2021年7月16日現在のものです。最新情報とは異なる場合もありますのでご注意下さい。
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