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posted:2016.4.25 from:熊本県上益城郡益城町 genre:暮らしと移住
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
長期化が予想される、
平成28年熊本地震の被災者の方たちの避難生活。
日本生まれの国際NGO〈ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)〉は、
熊本県益城町にて、現在はペット連れ、女性、車中泊の方などを主な対象に、
災害用避難テントやバルーンシェルターを設置するなどの
支援活動を行っています。
バルーンシェルターは、ピースウィンズが繊維メーカー〈帝人〉と
共同で開発した緊急支援活動用の大型テント。
30分で設置できるうえに、軽量の素材を空気を送り続けて
維持するので、倒壊の心配がないというもの。
新潟県中越地震でも活用されました。
益城町で行う支援活動は、ピースウィンズ・ジャパンと、
パートナー団体(公益社団法人Civic Force、アジアパシフィックアライアンス)
との緊急支援合同チームによるもの。
現在バルーンシェルターは閉鎖されていますが、
益城町総合体育館芝生広場に災害用避難テントを設置し、
妊婦さんを含む女性やペット連れの被災者の方122名と、
ペット計40頭が避難生活を送っています。
ピースウィンズ・ジャパンでは、活動のための緊急寄付を募集中。
ホームページからPaypal、クレジットカード、
楽天銀行を通じて寄付ができるほか、
政府(自治体)が行うクラウドファンディングで、
すべての寄附がふるさと納税の対象となる
〈ガバメントクラウドファンディング〉でも寄付が可能です。
募金の詳細は、
ピースウィンズ・ジャパン公式サイト、もしくは
ふるさと納税ポータルサイト〈ふるさとチョイス〉にて。
information
ピースウィンズ・ジャパン
Web:公式サイト
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