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posted:2021.6.29 from:静岡県静岡市 genre:ものづくり
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Mayo Hayashi
林 真世
はやし・まよ●福岡県出身。木工デザインや保育職、飲食関係などさまざまな職種を経験し、現在はフリーランスのライターとして活動中。東京から福岡へ帰郷し九州の魅力を発信したいとおもしろい人やモノを探しては、気づくとコーヒーブレイクばかりしている好奇心旺盛な1984年生まれ。実家で暮らす祖母との会話がなによりの栄養源。
昭和21年に創業した〈西尾金庫鋼板株式会社〉は、
戦後の高需要から金庫メーカーとして始まりました。
今では金庫だけでなく、ロッカーや射撃競技用備品など、
さまざまな収納庫を製造販売しています。
今回、プロダクトデザインやブランディングを行う
〈TAKASHI TESHIMA DESIGN〉と共同開発したのが、
スチール製収納家具〈PUZZLE BOX〉。
一般販売が2021年6月21日よりスタートしました。
こちらのPUZZLE BOX、まず目を引かれるのがそのカラーリング。
パンプキンイエロー、オリーブ、マットブラックの
3色展開でこれまでのスチール製家具にはない、スタイリッシュな印象に。
無機質でクールに感じられる素材なだけに、
第一印象から遊び心をくすぐられますね。
デザイナーは、TAKASHI TESHIMA DESIGNの手嶋隆史さん。
企業内デザイナーとしてさまざまな
プロダクトデザインに10年以上携わり、
2018年の独立後、アウトドア雑貨や情報家電、
日用品などのプロダクトデザインを手掛けています。
コロナ禍が続くなか、テレワークや在宅勤務で
デスク周りを新調した人も少なくないはず。
手嶋さんは、これからも地方移住や2拠点生活を試したり
職住一体を始める人が増えていくのではないか、
またそういった意識や生活は今後も変化し続けるのではないかと考えています。
使わなくなったワークデスクを捨てるのは
簡単ではないため、ある時はテレワーク用のデスクに、
ある時はサニタリールームのロッカーになど、
“カタチを変えて使い続けられる家具”として
PUZZLE BOXはデザインされました。
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西尾金庫鋼板の代表取締役西尾浩二さんは、
「コロナ禍のため家で仕事をするのは大変だと思いますが、
PUZZLE BOXは省スペースで使え、
テレワークが終わったら違うカタチでの使い方、
時代に合わせて変化できるのが魅力です。
パズルのように組み合わせることで、
お客さま次第で使い方が広がります」と話します。
静岡市に本社工場を置く西尾金庫鋼板は、
時代の変化に合わせ、長年培ってきたスチール加工の技術や
ロッカー製造の経験を生かしたものづくりを得意としています。
蓄積された技術とノウハウを生かし、
丈夫かつ精度高くつくられたさまざまなプロダクト。
フレームやボックスはしっかりと溶接して丁寧に仕上げられており、
美しくピタリとはまるのも重要なポイント。
技術者とデザイナーの手によって、
機能的でデザイン性の高いPUZZLE BOXが誕生しました。
商品の詳細はこちらから。
家で過ごす時間が増えたことで、
インテリアや収納を見直すきっかけになった人も多いはず。
自由な組み合わせが楽しめ、そして長く使い続けられる、
PUZZLE BOXの可能性は使う人次第!
アフターコロナをも見据えた新しいかたちのインテリアを、
この機会にぜひライフスタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか?
information
PUZZLE BOX
*価格はすべて税込です。
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