使われなくなった大会議館を アーティスト・イン・ レジデンスに! 豊岡市 〈城崎国際アートセンター〉
(c) Nishiyama Madoka
兵庫県の日本海側にある、豊岡市。
そのなかの城崎町は平安時代から知られている温泉で、なんと1300年の歴史があります。
文豪、志賀直哉がこの地を訪れて「城の崎にて」を著した地としても知られていますね。

城崎の風情あるまちなみ
そんな城崎にある〈城崎国際アートセンター〉は、
日本最大級の舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス施設です。
アーティスト・イン・レジデンスとは、アーティストが滞在して作品を作るための施設。
もともとここは、兵庫県が持っていた宿泊型の会議・研修施設
〈城崎大会議館〉というところでした。
ところが、時代の流れとともに宿泊型の会議や研修などが減り、
施設の利用者も頭打ちに。そこで豊岡市はこの施設を譲り受けて
ホール・スタジオ・レジデンス他が完備された、
24時間稼働できるアートセンターとして、2014年4月にオープンしたんです。

(c) Madoka Nishiyama
芸術監督は平田オリザさん。
いまは国内外からたくさんのアーティストが訪れ、作品を作っています。
市民の方にも滞在アーティストの公開稽古を見学する機会がなどが
作られているので、世界的なアーティストの作品に触れることができるという
うらやましい環境です。


独自のイベントも開催 写真:Igaki Photo Studio

制作まっただ中!
現在滞在制作を行っているのは、
2016年1月30日(土)、31日(日)に
東京・上野の東京文化会館で開催される舞台公演
「ON-MYAKU2016―see/do/be tone―」のアーティストの方々。
コンテンポラリー・ダンサーの白井剛さん、ピアニストの中川賢一さん、
映像クリエーターの堀井哲史さん(ライゾマティクス)。
スティーブ・ライヒの『ピアノフェイズ』などの現代音楽を、
中川さんが演奏し、堀井さんがその音から映像を生み出し、
白井さんがその中で踊るというコラボレーション公演です。

脳波実験中!
なんでも公演では、脳波を取って映像に反映するなど、先鋭的な試みが行われるのだとか。
12月27日(日)の16時からは、この公演のプレビューと
アーティストによるトークが開催されます。参加はなんと無料!
※詳細情報はKIAC公式サイトをご参照下さい。
この機会に、ゼヒ城崎を訪れてみてはいかがでしょうか。
information
城崎国際アートセンター
住所:〒669-6101 兵庫県豊岡市城崎町湯島1062
TEL:0796-32-3888
■東京文化会館新作公演「ON-MYAKU2016―see/do/be tone―」
試演会&トーク
日時:12月27日(日)16:00~
参加無料 ※事前申込必要
出演
構成・振付・ダンス :白井剛
音楽構成・ピアノ:中川賢一
映像演出:堀井哲史(ライゾマティクス)
