TOPIC 山梨県北杜市 メガソーラー
メガソーラーのまち、北杜市の取り組み。
山梨県北杜市は、山梨県の北西部に位置する人口4万4千人の市です。
北に八ヶ岳連峰、西に甲斐駒ヶ岳に囲まれ、釜無川をはじめとする多数の川が流れています。
水資源が豊かで、サントリーの白州工場もこの地に立地しています。
また、雨の日が少なく、日本で一番長い日照時間を誇る土地としても知られています。
住宅用太陽光パネルで発電された電気の余剰分を固定価格で買い取る制度が
2009年11月に導入されましたが、
今年7月から住宅用太陽光パネル以外にも対象を拡張した
新しい固定価格買取制度が導入されることになっています。
このため、全国各地でメガソーラーへの関心が高まっています。
北杜市は、長い日照時間を生かして、
その先駆けとなるメガソーラーを2006年から運営しています。
このメガソーラーは、
系統連系時に電力系統側へ悪影響を及ぼさないシステムの実現を目指した実証実験設備として、
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託によって設置されました。
実証実験の終了にともない、
2011年4月からは市営の「北杜サイト太陽光発電所」となっています。
中央高速道路脇に設置されたこのメガソーラーには、
さまざまな種類の太陽光パネルが合計1840kW設置されています。
面積は約10haで、事業費は約32.3億円でした。
年間発電量は約200万kWhで、2008年度の設備利用率は15.16%、
2008年4月から2010年4月の期間における設備利用率は14.26%と良好な結果を残しています。
このサイトでは、大規模な太陽光パネルシステムを支える
大容量パワーコンディショナの開発を行うとともに、
さまざまな種類の太陽光パネルの性能評価やモジュールの設置角度の検討などが行われました。
北杜市ではメガソーラーの見学会も行っています。
メガソーラーサイトには、展望台と説明パネルが設置されており、
見学会に参加しなくても概要を把握することができます。

北杜サイト全景:北杜市北杜サイト太陽光発電所HP

近景:筆者撮影