小豆島から徳島へ! ゼロ・ウェイストをめざす上勝町と IT企業が集まる神山町
「ゼロ・ウェイスト」をめざすまちのブルワリー
突然ですが小豆島って何県かご存知ですか。
瀬戸内に浮かぶひとつひとつの島が、岡山県、広島県などの本州側に属するのか、
香川県や愛媛県などの四国側に属するのか、いまだにほとんど知らない気がします。
で、小豆島はといういうと香川県でした。
地図で見ると小豆島は香川県の北東のほうにあります。
県庁所在地の高松市には、小豆島内の4か所の港から船で行くことができ、
高速艇なら30分で行き来できます。
そんな感じなので、小豆島で暮らすようになってからは四国が本当に身近になりました。
香川だけじゃなくて、徳島、高知、愛媛もぐっと近い存在に。
こっちに来る前(名古屋在住時)は、高知なんてどんだけ遠い〜って思ってましたが、
いまでは船と車で2時間もあれば行けます。
先日、ふらっと徳島を訪れることに。
たまたま時間ができたのと、見てみたいなと思っていた建築があったので。
「あさって徳島行こか!」
そんなのりで、徳島行き決定。
目的地は徳島の上勝(かみかつ)町にある
〈RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store〉。
上勝町は「ゼロ・ウェイスト宣言」をしていて、
ゴミをゼロに近づける活動を町全体でしています。
RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Storeは、
そのゼロ・ウェイストを楽しく理解してもらうための施設だそうで、
クラフトビールを製造されています。
それまでは廃棄されていた、上勝特産の柑橘である柚香(ゆこう)の
果汁を絞ったあとの皮を、香りづけに使用したり、
クラフトビールをつくる過程でできた麦芽粕をお菓子やグラノーラなどに再利用したり。
建物自体も、使われなくなった建具や棚などが生かされています。

何枚もの建具を組み合わせた大きな窓が印象的。

町内の製材所で出てくる端材をもらい受け、外壁に利用したそうです。

上勝特産の柚香を利用したフルーティーなクラフトビールをいただきました。

ゴミステーションにあった建具、家具などを利用したディスプレイ。

空きビンを丁寧に加工してできたシャンデリア。
まちの活動自体を物理的に体感できる場所っていいなぁと。
それが難しいものじゃなくて、かっこよくて楽しいものであること。
きれいな景色を見たり、おいしいごはんを食べたりするのももちろんいいのですが、
旅を楽しみながら、その土地の活動に触れたり、
その土地の人と話したりできると、自分にとってぐっと身近な場所になる。
実は上勝町に行く前に神山町にも立ち寄りました。
神山町は移住施策やIT企業のサテライトオフィス誘致などで有名で、
一度どんなところか行ってみたかった町。
私たちが訪れたその日は偶然〈神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス〉で
「おーがにっこマーケット徳島」というイベントが行われていて、
なんだろうな〜と思いつつ入ってみました。
そこは、元縫製工場を改修したコワーキングスペース(共同の仕事場)で、
その日も働いている人たちがいて、お話しながら、
いろは(娘)はレーザーカッターを使わせてもらってキーホルダーをつくったり。
いわゆる観光サービスの人じゃなくて、
そこで暮らしてる人、働いている人たちに出会えること、
その場の空気を体感できることっていいなとあらためて思いました。

広いスペースと大きな机。いろんな活動ができそう。

そこで働いている人たちの姿が見えるのはおもしろい。

レーザーカッターを使わせてくれました。

こんなふうにものをつくれる場所が身近にあるのはとてもいいな〜。
そして徳島旅の最後は太平洋!
小豆島にはないもの、それはざぶんざぶんと波がくる大きな海。

やっぱりどこに行っても海が好き。走りだす!

小豆島にはない海。大きな波、遠くに見える水平線。
いわゆる“外の人”の視点でいろんな地域を訪れるのはおもしろい。
こういうところいいな〜とか、もっとこうなったらいいのにとか、思いがめぐる。
そしてまた島での日常。
旅先での思いを島での自分たちの活動にとり込んでいこうと思います。
information
RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store
住所:徳島県勝浦郡上勝町大字正木平間237-2
TEL:0885-45-0688
営業時間:平日 11:00~21:00、土曜日・日曜日・祝日 10:00~21:00
定休日:不定休
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