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いろんな人が集まり、学ぶ場所に

小豆島日記
vol.068

posted:2014.8.11   from:香川県小豆郡土庄町  genre:暮らしと移住

〈 この連載・企画は… 〉  海と山の美しい自然に恵まれた、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島。
この島での暮らしを選び、家族とともに移住した三村ひかりが綴る、日々の出来事、地域やアートのこと。

writer's profile

Hikari Mimura

三村ひかり

みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。
http://homemakers.jp/

島でのフラワーワークショップ。

先日、HOMEMAKERSでお花のワークショップが開かれました。
小豆島の花屋、pensée(パンセ)さんのオープン2周年企画。

小豆島にはお花屋さんが何軒かあります。
パンセさんはそのうちのひとつで、東京出身で島に移住された
西脇美津江さんが2年前にオープンしたお店。
いつもとても素敵なお花や植物を届けてくれます。

この日はいろは(娘)もフラワーワークショップに参加。優しい眼差しで教えてくれてるのが、西脇美津江さん。

この日のレッスン主担当は、パンセスタッフの吉冨寛子さん(写真左上)。

島でフラワーワークショップ。はたしてどれくらいの人が
来てくれるのかなと少し不安でしたが、定員を超える申込み。
基本的には島内の人、それにたまたま島外から遊びに来ていた方も
参加してくださいました。

ワークショップスタート。皆さま集中。とても真剣で静かでした。

プリザーブド加工してあるバラにラメを。いろんなアレンジを教えてくれる。

当日はいつものHOMEMAKERSとは少し違う雰囲気。
パンセさんの用意してくださったプリザーブドフラワーと花器を使ってアレンジメント。
こんなふうに花について学べる時間が小豆島でもつくれるんだなあと、
また新しい島の魅力を発見したような気がします。

できあがった作品。店内のいろんなところに置いて撮影されてました。

いろはのアレンジメントも教えてもらいながらなんとか完成。

パッケージング。あっというまの1時間半でした。

ワークショップ後のお茶タイム。

私たちがこの場所を開いて半年。
自分たちの暮らす家であり、お野菜を販売するお店であり、カフェでもある。
そして、いろんな人が何かを学べる場になるといいなという思いもありました。

カメラやレンズ、写真の撮り方について学ぶ。
ウェブサイトやSNSでの情報発信について学ぶ。
旬のお野菜を使った料理を学ぶ。
おいしいコーヒーの淹れ方を学ぶ。
古い家の改修について学ぶ。

今回は思いもかけず、お花の扱い方、飾り方を学ぶ会を開くことができました。
ひとつひとつのそういう時間を通して、
島での暮らしがより楽しく豊かになればいいなと。
さて、次回の学びの場はどんなものになるのか、毎回楽しみです。

information

map

HOMEMAKERS

住所 香川県小豆郡土庄町肥土山甲466-1
営業時間 金曜、土曜のみ 11:00~17:00(L.O. 16:00)
http://homemakers.jp/

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