連載
posted:2014.8.4 from:香川県小豆郡土庄町 genre:暮らしと移住
〈 この連載・企画は… 〉
海と山の美しい自然に恵まれた、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島。
この島での暮らしを選び、家族とともに移住した三村ひかりが綴る、日々の出来事、地域やアートのこと。
writer's profile
Hikari Mimura
三村ひかり
みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。
http://homemakers.jp/
7月27日、この日私たちは朝から小豆島ジャンボフェリーに乗り込み、写真展の設営。
いよいよその翌日の28日から、オリーブナビ小豆島と小豆島ジャンボフェリーで
写真展「見たい 食べたい 会いたい」のスタートということで、
数日間準備に追われていました。
小豆島カメラは、ウェブサイトや雑誌媒体、写真展などを通じて
全国に小豆島の魅力を発信する「地方×カメラ」のプロジェクト。
本格的に活動を始めたのが今年4月、ウェブサイトで毎日写真を更新スタート。
そして、夏には写真展&写真ツアーをやろうと計画。
ほんとに実現できるのかなと思いながら、
みんな仕事や家事の合間をぬって、打ち合わせをしたり準備をしたり。
あれよあれよと7月も後半。
連日夜遅くまで東京メンバーとテレビ電話で打ち合わせ、
メッセンジャーは常に誰かからピコピコ通知が来る状態(笑)。
掲示物を作成し、写真をプリントし。
なんとか会場に搬入できる状態に。
そして27日の朝、いよいよ設営開始。
まずは小豆島ジャンボフェリーの船内。
小豆島から高松への航海中にまず1そう目のこんぴら号。
そして船を乗り換え、高松から小豆島への帰路で2そう目のりつりん号。
動く船の中での設営。
写真の水平とれてるのかなとか思いつつ、なんとか完了。
小豆島に着いた頃にはすっかり夕暮れとなり、今度はオリーブナビ小豆島での設営。
明日の朝までに間に合うかな、朝までコースかなと思いながら作業をしていると、
島の友人たちがわらわらと手伝いに来てくれました。
こういうみんなで一緒に何かをつくり上げる時間というのはほんとにたまらない。
たくさんの人が見に来てくれるといいなと思いながら、それぞれがいい感じで作業。
日が変わる前にはほぼ設営完了。
予定通り7月28日から島の中、船の中で写真展のスタートです。
今回の展示はほんとにみんなでつくり上げたもの。
東京・大阪メンバーのサポートはもちろん、メーカー、自治体、島の友人。
みんなのサポートがなければスタートできなかった。
いろいろな人の支えがあって無事に開催できた展覧会。
まだまだ始まったばかりの小豆島カメラプロジェクト。
地方と都会がつながりながら、この夏まだまだ活動します。
information
小豆島カメラ写真展
「見たい 食べたい 会いたい」
2014年7月15日~8月24日 graf(大阪)
2014年7月28日~9月15日 小豆島ジャンボフェリー船内
2014年7月28日~8月7日 オリーブナビ小豆島(小豆島)
2014年8月13日~8月31日 迷路のまち・石奉行陣屋跡(小豆島)
2014年10月24日~11月6日 オリンパスプラザ大阪(大阪)
お問い合わせ 小豆島観光協会 0879-82-1775(坊野)
http://shodoshima-camera.tumblr.com/
information
HOMEMAKERS
住所 香川県小豆郡土庄町肥土山甲466-1
営業時間 金曜、土曜のみ 11:00~17:00(L.O. 16:00)
http://homemakers.jp/
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