地元の旬な素材でつくるシンプルな料理

瀬戸内海の島で食べる幸せなごはん。

先日、瀬戸内海にある女木島(めぎじま)で、
「“SEED” by Nomadic Kitchen | 食のつながりを育てる。」
というイベントが開催されました。
カリフォルニア州バークレーのオーガニックレストラン「Chez Panisse」の料理長、
Jérôme Waag(ジェローム・ワーグ)さんと一緒に学んで、食べて、語り合う、
そんなイベント。

女木島は小豆島から船を乗り継いで1時間半くらいで行ける島。
高松からは、めおん号という赤と白の可愛らしいフェリーに乗って20分ほどで着く。
東京で開催だとなかなか行けないけれど、
こんな近くで、しかも瀬戸内海の島で開催されるとなれば、
これは行かねば! と島の友人たちと一緒に女木島へ行ってきました。

高松で出迎えてくださったスタッフの皆さんたち。

オリーブや野の花でつくられたブローチが受付のしるし。

高松から女木島までは、赤と白のめおん号で20分ほど。

このイベントを企画されたのは、「Nomadic Kitchen」さん。
野村友里(eatrip)さんなどの料理人の皆さんによる食のプロジェクトで、
さまざまな土地を訪れ、地域の風土や文化を身体にとりこんでいく、
食の集いを開いています。

当日は、あいにくの天気。
パラパラと降る雨の中で、女木島にある「Beach Apart」に向かいました。

出迎えてくれたウェルカムボード。
庭や軒先、テーブルの上に飾られた植物。
これから料理される下ごしらえされたおいしそうな食材。
雨だろうと寒かろうと、ワクワクせずにはいられない雰囲気が
すでにそこにはありました。

海辺に置かれたウェルカムボード。

庭のテーブルに飾られたオリーブや野の花。

立派すぎる鯛! 瀬戸内海は海の幸も豊富です。

ピザに乗せられる食材たち。右上は大根の実、食べられるんだとびっくり。

そして、乾杯とともにいよいよ料理スタート。
U字溝でつくられた即席の窯で薪を燃やし、その上に大きな大きな鍋。
そこで、ジェロームさんが豪快にパエリヤづくり。
庭にあるレンガの窯ではピザが焼かれ、大皿サラダも並びました。

ジェロームさんと原川慎一郎(BEARD)さんが乾杯の挨拶。

庭のレンガづくりの窯でピザ。ピザ生地にお醤油ベースの和風ソースを。

大皿で運ばれてきたサラダ。どれも野菜を切って少し味つけしただけ。

目の前でつくられていく料理はどれもとてもシンプル。
素材の色や形がわかる状態。
パエリアの中には、切らずに1本まるごとのワケギが入っていたり、
グリーンサラダは、葉を少し切ってドレッシングをかけただけ。
素材をそのまんま食べている、そんな感じでした。

1本まるごとのワケギがたっぷり入ったパエリヤ。

葉を切ってドレッシングをかけただけのグリーンサラダ。

鯛もシンプルに焼くだけ。それにワケギと山菜の薬味を添えて。

つくりこまれた料理じゃなくて、なるべく素材に手を加えないシンプルな料理。
あらかじめすべてを決めて準備万端にしておくんじゃなくて、
その場の雰囲気やノリにある程度まかせてつくられていく料理。
各地から集めた贅沢な食材じゃなくて、そこにある旬なものをいかした料理。

それは、本当に心もお腹も満たされる幸せなごはんでした。

小豆島に戻って次の日、さっそく畑からあるものを調達。
ワケギ、若いニンニク、小松菜がとう立ち(花を咲かせようと茎が伸びること)して
できたナバナ、アスパラ。
友人が用意してくれた旬のタケノコとあわせて、
みんなで一緒に料理して食べました。

あらためて、旬の食材がすぐ近くにある、小豆島、
瀬戸内海の豊かさに気づいた1日でした。

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