連載
posted:2016.3.17 from:兵庫県神戸市 genre:暮らしと移住 / 旅行
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〈 この連載・企画は… 〉
旅するように暮らす、暮らすように旅する。それができるのが神戸の魅力。
ブックレット『CLASS KOBE』で紹介した場所、そして、オリジナル記事も加えた、
神戸の暮らしを訪ねたくなるコロカルの神戸案内です。
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文:左近智子(glass)
Supported by 神戸市
日本三百名山に選ばれている〈六甲山〉と、
展望台からの眺めが日本三大夜景のひとつとされている〈摩耶山〉は、
ずっと変わらずに神戸の人のオアシス的なスポットとして親しまれています。
ここには心洗われるような絶景や広大な自然があり、
それがまちから近いことで、思い立ったらすぐ行けるのも大きな魅力です。
山上まで登れてしまうケーブルカー。1932年開業の歴史あるケーブルカーで、レトロとクラッシックの2種類で運行しています。
六甲山上へ向かうのに便利なのが、六甲ケーブル。
一気に山上まで登り切ることができるので、
到着した六甲山上駅から六甲山頂を目指したり、
下りルートの爽快な森の空気にふれたりと、気軽にハイキングを楽しむことができます。
ちなみにこの六甲山上駅、近代化産業遺産にも指定されているので、
駅そのものもしっかり見学しておきましょう。
六甲ガーデンテラス内にある〈自然体感展望台 六甲枝垂れ〉。ヒノキのフレーム越しには、壮大な六甲山からの景色が広がります。
駅から山頂方面へ歩いていると、六甲山の中腹に六甲ガーデンテラスが見えてきます。
ここにはヒノキの無垢材でできている〈自然体感展望台 六甲枝垂れ〉があります。
暖かな木漏れ日のような光に包まれたり、六甲の風を体感できたりと、
大自然を肌で感じながら、標高888メートルからの眺望を満喫するのは
ハイカーの定番の楽しみ方。
明石海峡大橋から大阪平野あたりまで広がるパノラマの景色は必見です。
その先には六甲有馬ロープウェーがあるので、そのまま有馬温泉へ向かい、
日本三名泉といわれる湯で、疲れた体を癒やしましょう。
見晴らしいい昼真の掬星台はすがすがしい空気いっぱいで、神戸ー大阪間が一望できます。
一方の摩耶山は、〈掬星台(きくせいだい)〉から見える
阪神間の眺望がとにかく最高です!
晴れた日には関西国際空港が見えることもあるという見晴らしのよさに、
休日には多くの人が訪れる人気スポットとなっています。
まやビューラインのロープウェーから眺める夜景は、きっと格別。掬星台の大パノラマを、空の旅で楽しんでみてください。
もちろん眺望だけでなく、山上と麓を結ぶ
ケーブルカーとロープウェーを堪能することも忘れずに。
車窓の外に広がる壮大な景色が実に圧巻ですよ。
ちなみにオススメの楽しみ方は、まず山頂までケーブルカーと
ロープウェーで移動し、そこから青谷道を下るコース。
途中には茶屋があってひと休みすることができますし、
比較的やさしい道なので、ハイキングデビューにもぴったりです。
神戸の人が愛して止まないふたつの山は、
遊びがいっぱい詰まったスポットでもあるのでした。
掬星台の展望台からの眺望は、まさに1000万ドルの輝きです。ライトアップされた遊歩道もロマンチックな演出をしてくれます。
information
六甲山
information
摩耶山
住所:兵庫県神戸市灘区摩耶山
まやビューライン(摩耶ケーブル&ロープウェー)
TEL:078-861-2998
運行時間:摩耶ケーブル10:00~17:40、摩耶ロープウェー10:10~17:30(曜日・季節により延長ダイヤあり)
料金:ケーブル(摩耶ケーブル駅~虹の駅)、ロープウェー(虹の駅~星の駅)片道440円、往復770円、全区間(摩耶ケーブル駅~星の駅)片道880円、往復1540円
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