相生〈魚稚〉 兵庫の港の間近で味わう 海の幸バーベキュー

イラストを拡大

海の間近で、はふはふバーベキュー。

瀬戸内海の海が冬の太陽をきらきらと穏やかに反射させています。
兵庫県相生(あいおい)市、その湾横に立つ相生市水産物産市場の建物。
その駐車場は、休日となれば、他府県ナンバーの車も並んで大盛況。
「ウチは、魚屋なんよ、最近は口コミでね~、
多いよ~お客さんが~」と話してくれるのは、
いまは水産市場に唯一入る魚屋「魚稚(うおわか)」の社長。
このシーズンのお客さんたちのお目当ては、相生港でとれる牡蠣。
そして、ここは、海の間近でバーベキューが楽しめるのです。
ドラム缶をカットしたバーベキュー台を挟んで
キャンプ場によくあるテーブルと椅子が何列も並んでいるのに、
どの席も人、人、人。焼き網の上には、牡蠣、牡蠣、貝。

「バーベキューはサービスなんよ」ということで、すべてがセルフ。
まずは、いけすをのぞき込みながら食べたい魚介をチョイス。
マテ貝、サザエ、ホタテにはまぐり、海老などトレイにのせてもらって。
牡蠣はグラムでレジにてお会計。軍手とトング、紙皿、割り箸を用意したなら、
空いた席に、ずずっと座ってバーベーキューのスタートです。
おおっと、生ビールも忘れてはいけません。
回転率をあげるためでしょうか、お酒類のメニューは、コレだけ。
持ち込みも禁止です。ささっと、食べてお腹を満たしましょうと、
山盛りの貝たちを網の上に並べて焼きにかかります。

ふしゅー、パチン! ときどき、貝が汁を飛ばしたり、
炭係のおじさんが、がっと、炭を足してゆけば、灰が舞ったり。
服装は汚れてもよいアウトドアスタイルがよろしいかと。
開いた牡蠣は、食べごろ。はふはふ言いながらほおばれば、
じゅわっとクリーミーな潮の味。海風の冷たさの中、温かい牡蠣がおいしいのです。
味つけは、醤油やポン酢、塩などの調味料はサービスで置いてあるのを利用して。
大きなホタテには、50円で買ったバターをのせてちょっとリッチに。
店内の食券でオーダーするあふれんばかりの丼も人気。
休日出店の牡蠣のお好み焼きに牡蠣フライなども買い足して、ビールも、もう一杯。
はふはふ、冬の幸で楽しいたびのみランチタイム。

イラストを拡大

イラストを拡大

姫路駅のキオスクで呑み鉄のお供に買い求めてからのファン「うまいか」。
明治23年創業の湊水産のつくるイカフライのおつまみは、
食べ始めるとついつい手が出て止まりません。相生に来たなら、
本社工場に隣接した直売所に立ち寄って、お土産にいかがでしょう。

Information


map

魚稚

住所:兵庫県相生市6丁目

TEL:0791-23-1501

営業時間:9:00〜16:00

定休日:水曜休

*持ち込みはご遠慮ください。

text & illustration

ひらお・かおり●イラストレーター。神戸生まれ、独自の個性を発揮した作風で、世界的ベストセラー「アルケミスト」を始めとする書籍のカバーや、雑誌の挿絵、広告などで活躍。個展も多数開催。現在は、逗子の小山にアトリエを構え、本人の取材やエッセイなど活躍の幅は広い。著書本に「たちのみ散歩」(情報センター出版局)「ソバのみ散歩」(エイ出版社)
http://www.kao-hirao.com/
https://www.facebook.com/Kao.0408.hirao

Recommend 注目のコンテンツ

Aomori
This Month’s Featured Area

Special 関連サイト

What's New 最新記事