連載
posted:2013.2.27 from:茨城県 genre:エンタメ・お楽しみ
〈 この連載・企画は… 〉
北海道から沖縄まで日本列島を縦断しながら、
47都道府県のワーストをスマートフォンアプリで楽しく解決!
いっしょにアプリつくりたいという人は、ワーストバスターズ事務局までご連絡をどうぞ。
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Worst Busters
ワーストバスターズ
面白法人カヤックと株式会社1192による共同プロジェクト。「日本全国のワーストをアプリで改善して、ハッピー&ピースフルな日本にすること!」をミッションに2012年夏より活動中。
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イラスト:Imagawa Yuri テキスト:Hasegawa Tetsuji
茨城県←これ何と読むか知ってますか?
「“いばらぎけん”じゃなくて“いばらきけん”でしょ」
って知ってる方でも、じっさいに声に出すと「いばら“ぎ”けん」って言います。
私は、そういうシーンに12回くらい出くわしたことがあります。
ワーストバスターズの連載も、今回で12回になります。
1/4を終えて思ったことを1/3の純情な感情に分けてみると、
まず、いがいとタイヘンだということ。
つぎに、やたらダジャレを言いたがるということ。
そして、スポットを当てる都道府県の人たちの
ためになることを提案できたらいいなということです。
タイトルの「イバラッキー」とは何なのか? これは、「いばらき」を「いばらぎ」
と呼びつづける人間たちへのレジスタンス、つまり、ひとりデモです。
伊能忠敬も気づきませんでしたが、私は気づきました。
じつは茨城県は、日本一、ラッキーな県なのです。
だって「いばらき」です。「らき」ですよ。
つまり、ラッキーにいちばん近い県なのです。
イバラッキーという言葉を日本に浸透させることで
そのことに気づいてくれる人間が、ひとりでも増えることを祈ります。
イバラッキー。
なんか、ゆるキャラにも向いてそうな名前なので、
この記事を読んでる茨城関係者はすぐに
イバラッキーをつくるべきだと思います。
そうじゃないと、読み間違えられ、魅力度ワーストのままです。
イバラッキーがむずかしいのであれば、この2つのワーストを解決するために、
茨城県を好きになってもらう3つのアプリを紹介しましょう!
ん?また「いばらぎ」って読みましたね。「いばらき」です(><)
レッツいばらき! イバラの道をゆけ!
スマホアプリを起動したら、ボタンひとつで、
茨城県出身の梅宮辰夫(敬称略)が、あなたの家にやってきます。
作ってくれるメニューは、すべて茨城の魅力あふれる料理です。
特別に、その一部をご紹介しましょう。
「水戸黄門ドリア」
理科の授業で習うミトコンドリアに見た目がそっくりで、
茨城のDNAである水戸納豆が、ふんだんに使われたドリアです。
納豆とチーズという発酵兄弟が、繰り出すハーモニーに、
うっかり八兵衛も、ビックリしてしまうでしょう。
「水戸黄門ドセレクション8年連続受賞の納豆チーズケーキ」
こちらも、チーズと納豆の発酵兄弟が、活躍します。
デザートに納豆なんて!と思うあなたも食べてビックリ。
納豆を食って、納得してしまうでしょう。
そして、茨城を好きになってしまうでしょう。
茨城県出身の日本を代表する横山大観(敬称略)の絵の一部になり、
横山大観の世界に、どっぷりつかれるアプリです。
自分が作品の一部となることで、横山大観のことが好きになり、
そして、横山大観を生んだ茨城県のことが好きになるでしょう。
じつは、茨城には世界に誇る人物、
世界ナンバーワンの人物がいます。
世界一大きい大仏、牛久大仏です。
そんな牛久大仏ですが、見たことない人も多いと思うので、
スマホカメラを起動させると、
画面の中に牛久大仏が出現するアプリをつくってはどうでしょう。
牛久大仏が身近になり、そのつぎには、
牛久大仏の住む茨城県を身近に感じるようになるでしょう。
男性の比率が、全国ワーストです。
つまり、男性に比べて女性の数が多いということで、
男性から見ると、ありがたいことにも思えます。
しかし、逆境にいる人たちを応援する立場に
いたいと思うワーストバスターズ。
次回は、女性の味方になって、アプリを考えていきます。
それでは、また、お会いしましょう。アディオス!
イバラギがワーストなだけで
イバラキはワーストじゃないのだ!
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