コロカルニュース
今日のおやつ:愛されて50年。 広島・タカキベーカリーの復刻版 「デンマークロール」
今日のおやつは、広島県が誇るパン屋さん、
タカキベーカリーの、復刻版「デンマークロール」。
卵とミルクを混ぜ込み、溶かしバターを塗った生地を渦巻状にして、
フォンザン(液化して固めた砂糖)をトッピングしています。
小麦の素朴な味わいが噛みしめるほどに
拡がる固めの生地と、甘い砂糖のコンビネーション。
レトロなフォントのパッケージデザインとともに、
全国的なファンを誇るカリスマ的おやつです。

「デンマークロール」が生まれたルーツは、
1959年にさかのぼります、当時、タカキベーカリーの創業者である
高木俊介さんがデンマークのコペハーゲンで宿泊したホテルで、
バターを練り込んだ生地を何層にも重ねた
デニッシュ・ペストリーのおいしさとデンマークの人たちの
やさしさに感動したのだそう。
高木さんは日本でこの味を再現してほしいと、
パン職人たちに電報でおいしさを伝えました。
職人たちはその情報を元に、想像で作り上げたのがこのパンなんです。
なので、デニッシュ・ペストリー風では
ありますが、決定的に異なるぎっしり詰まった硬い生地。
一時は時代の流れとともに廃番になりましたが、
2007年に復刻版として復活。想像で作られた「ヨーロッパの味」が
いまもたくさんの人に愛されています。