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山形県・肘折温泉の「ひじおりの灯」。湯治場とアートのコラボレーション

コロカルニュース

posted:2013.7.14   from:山形県最上郡大蔵村  genre:アート・デザイン・建築

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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

山形県最上郡大蔵村、霊場月山のふもとにある、
1200年の歴史を持つ湯治場、肘折温泉。

この温泉を舞台に、地元の肘折地区と山形市の東北芸術工科大学が協力し、
2007年から開催しているアートプロジェクト「ひじおりの灯」が
今年も7月27日より開催されます。

ひじおりの灯は、温泉街に学生たちが滞在し、宿や商店のリクエストに応えながら、
34個の灯籠絵を制作。出来上がった灯籠を夏の夜の温泉街に灯すお祭り。

肘折温泉郷の豊かな自然や、湯治の伝統を守る人々の、
たくましくもつつましい暮らしの情景が描かれた灯籠が、美しく湯治場を照らします。

今年は山伏でありイラストレーターの坂本大三郎さんを招待作家として招聘。
オープニングには電子音楽イベント「肘響」が開催されるほか、
8月10日には石倉敏明、KIKI、田附勝らによるトークショーも開催。
過去6年間で描かれた名作灯籠を選出して貼り直し、
木造の旧郵便局舎内で再点灯します。

湯治場とアートのコラボレーションを、肘折温泉で堪能してみてはいかがでしょうか。

ひじおりの灯

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