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繊維のまち・倉敷市児島から生まれた
「循環するコットンシャツ&ショーツ」

コロカルニュース

posted:2023.5.12   from:岡山県倉敷市  genre:ものづくり

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Kanae Yamada

山田佳苗

やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。

海洋ごみゼロプロジェクトとの協業

海洋ごみゼロプロジェクトin岡山実行委員会は、
「繊維のまち」倉敷市児島のアパレルレーベル〈land down under〉と連携して、
〈循環するコットンシャツ&ショーツ〉を開発し、
3月11日(土)より販売を開始しました。

land down underは、サーキュラーエコノミーの考えを取り入れ、
変化を楽しみながら永く使える品質と、
リサイクルのしやすさをデザインに落とし込んだ服づくりを探求しています。

大量生産・大量消費が問題とされる衣料業界において、
海洋ごみ問題を自分ごととして捉え、「ひとつの服を永く着続けること」
「着古した後の衣服の循環を考えること」をコンセプトとした商品を開発。
衣服から、海洋ごみ問題へのメッセージを届けています。

今回発売されたアイテムは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト
「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開発されたもの。

ブランドが培ってきた“循環する服づくり”をもとに、
天然素材でリサイクルしやすいデザインのシャツ&ショーツを製作。
変化を楽しみながら永く着続けたのちには、リサイクルして再活用へ。
廃棄物を出さず海を汚さないこれからのものづくりを考え、伝えつづけていきます。

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CIRCULAR COTTON SHIRTS

CIRCULAR COTTON SHIRTS

CIRCULAR COTTON SHIRTSは、
老舗織布工場〈ショーワ〉社製の異なる風合いの生地を使用。
長繊維コットン糸の三子撚りでシャリ感と上品なインディゴ、
密度の甘い織りで、やわらかいオフホワイトの2色展開です。

CIRCULAR COTTON SHORTS

CIRCULAR COTTON SHORTS

CIRCULAR COTTON SHORTSもショーワ社製の異生地を使い、
長繊維コットン糸を使ったきれいめなインディゴ、
ムラ感のあるネップ入りヘリンボーン生地のカーキと色展開があります。

director : Moeki Aoyama, director of photography : Yuta Mushiaki, model : Mafune Towa, Shuto Marumoto

購入はland down underの公式サイトで可能です。

回収に協力いただいた方は、“海と日本プロジェクト特別価格”で商品購入が可能

回収した製品は、将来的にリメイクやリサイクルの素材として大切に再利用、循環させるといいます。

また、同ブランドでは、「衣服の循環」を意識してもらうために、
デニム製品(綿100%に限る)の回収を実施中。※アイテムやサイズ、ブランド不問
回収に協力いただいた方は、“海と日本プロジェクト特別価格”で商品購入が可能です。
回収した製品は、将来的にリメイクやリサイクルの素材として
大切に再利用、循環させるといいます。

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