きょうのイエノミ 旅するイエノミ スパークリング清酒と、 厚岸(あっけし)の牡蠣

仕事を終えたご褒美はおいしいお酒とおつまみ。
リラックスしたいなら、きょうはイエノミにしませんか。
神奈川県・横須賀市在住の料理研究家・飛田和緒さんに教わった、手軽で簡単、
しかもちょっとした旅気分が味わえる日本各地のおいしいものと
三浦半島の旬の食材を使った、和酒に合うおつまみを季節感たっぷりにご紹介していきます。

2月も立春を過ぎれば、もうそろそろ春の気配。
料理研究家・飛田和緒さんも次第にそわそわし始めます。
家から見える海が柔らかな色合いになってきたら
気になるのがお雛さまを飾るタイミング。
そういえば、昨年末「和食:日本人の伝統的な食文化」が
ユネスコ無形文化遺産に登録されましたが
飛田さんも日本の伝統的な行事食はきっちりと作ります。
なかでも、どんなに忙しくても毎年楽しみにしているのが
「桃の節句」にいただく「おひなごはん」だとか。

この時期には女ともだちと料理を持ち寄り
「大人女子会」を開くことも多いという飛田さんですが
そんなときに大活躍するのが、北海道の牡蠣と京都のおつけもの。
どちらも早春には欠かせない「これさえあれば」のお取り寄せ定番です。
きょうは「おひなごはん」風にちょっとアレンジしましたが
イエノミならそのまま出すだけでも充分過ぎるほどおいしい。
特に北海道・厚岸(あっけし)の牡蠣は、飛田さんの大好物。
「あればあるだけ、あっというまに食べちゃうから」
あえて小さめのサイズをたくさん取り寄せるという本気モード。
そしてこの牡蠣が、スパークリング清酒とは抜群の相性なんですね。
「日本の牡蠣は、やっぱり日本のお酒に合うと思うの」
それがフランスでも牡蠣を食べまくった飛田さんの感想でした。

●ローカルな逸品「厚岸町・厚岸漁業協同組合の牡蠣」
厚岸の自然が育んだ牡蠣はシンプル・イズ・ベスト。

飛田さんが厚岸の牡蠣を知ったのは20年ほど前。
焼き牡蠣を連載記事で紹介したいと思ったのに
ちょうど時期外れで牡蠣が手に入らない。
でも北海道・厚岸のものなら日本で唯一、一年中食べられると聞き、
あまり期待せずに取り寄せたそうです。
それが実際食べてみてびっくり。
「ものすごくおいしかったうえに、お値段も手頃だったのね」
じゃ、食べたいときに食べられる、バンザーイという感じで
それからずっと、厚岸の牡蠣LOVE状態が続いているそうです。
きょうはまだ寒かったので、レンジの上で焼き牡蠣にしていただきましたが
半レア状態でぷりぷり、ものすごくジューシー!
濃厚な海の味がするから、もちろん調味料なんて必要なし。
「そうでしょ、だから絶対焼き過ぎないでね。中のおつゆもこぼさずに」
だから、殻のふくらんだ方を下側にして焼くのが鉄則。
牡蠣の口がちょっと開いたら、もう食べ頃ですよ。

でもどうして厚岸だけは、一年中牡蠣が食べられるのか?
不思議に思ったので、厚岸漁業協同組合に聞いてみました。
「それはですね、海水温が夏でも低いからですよー」
そう教えてくださったのが、漁協直売店店長の安藤さん。
海水温が低いから、牡蠣の成長は遅いけれども
その分、じっくり育つのでうまみが濃くなるそうです。
「冬は氷の下で育つしね、いわば鍛えられた牡蠣だから」
ちなみに電話をしたときに気温を聞くと
「今朝は15度でしたよ。いまは6度くらいかな」
え? 暖かいですねと驚いたら、なんとマイナス抜きの気温でした。
さすが北海道太平洋岸! 雪は少なめでも寒さは半端じゃないんですね。

でも厚岸の牡蠣のおいしさの秘密はそれだけじゃない。
地形そのものが、牡蠣の養殖にはぴったりなんだそうです。
なかでもびっくりしたのが、その育て方。
厚岸は厚岸湾と、塩分が外海の約3分の1という汽水湖・厚岸湖に囲まれており
ある程度、湾内で成長した牡蠣は湖に移し「味を調えてから」出荷するのだとか。
しかも周辺は見渡す限りの原野と湿原という太古以来の豊かな自然環境。
「孫や子のためにも、この自然を守らないとね」と安藤さん。
厚岸という地名も、アイヌ語の「アッケケシ」
「牡蠣の多いところ」という言葉からきています。
なるほど、大自然の恵みを人が大切に育んだのが厚岸の牡蠣なんですね。
いまでは「カキえもん」というブランド名でも知られていますが、
なんでも直売店の店内には電子レンジやお皿、ラップも用意され
買った牡蠣をその場で手軽に食べることができるのだけれど
特に真夏のお盆の頃(!)は、ものすごい大行列ができるんだとか。
うーん、日本も広い、さすが北海道だと思いませんか?

『厚岸漁業協同組合』(北海道/厚岸町)の牡蠣

●お取り寄せデータ

住所:北海道厚岸郡厚岸町港町5-3(直売店)

電話:0153-52-0117

FAX:0153-53-3200

営業時間:9:00~17:00 無休

Webサイト:http://www.a-uroko.or.jp

※カキえもんは1個180円から。生食がお薦め。
マルえもんは1個120円から。焼き、蒸しがお薦め。

●便利な常備菜「ひじきの五目煮」
春を告げる三浦ひじきは華やかな五目煮で。

思わずおおーっと歓声があがったのがこちら。
黒っぽくて地味な存在だと思っていた「ひじき」だけど
春らしい緑の豆が加わると、ものすごく華やいで見える。
きょうは旬のグリーンピースをさっと塩ゆでして使いましたが
ひじきの煮物って実は何を入れてもいいんですね。
しかも多めに作っておけば「ものすごく便利よ」と飛田さん。
ごはんに混ぜこんでとろとろ卵をのっけたひじきオムライス。
オリーブオイル、ニンニク少々と一緒に炒めてひじきスパゲティ。
それならたっぷり作っても大丈夫、冷蔵庫にあると思えば心強いかも。
飛田さんの「ひじきの煮物」は砂糖を入れたり炒めたりしない。
鶏出汁ベースだからコクはあるけどあっさりしたお味なので
他の料理にもアレンジしやすいのかもしれません。
また、ここ三浦半島では春になると釜揚げひじきが手に入る。
柔らかだし風味が良いのでサラダや酢のものにしてもおいしい。
「早く新玉ねぎと合わせた甘酢サラダが食べたいな」と
海辺が釜揚げの湯気で活気づく季節を待ち望む飛田さんです。

ひじきの五目煮(常備菜)

●つくりかた

1 乾燥ひじきはさっと洗い、たっぷりの水で戻す。

2 下ゆでしたコンニャク、皮をむいたニンジンを8mm角に切る。

3 鍋に水気をきった1と2、水煮缶詰の大豆を入れる。

4 3に鶏出汁をひたひたに入れて中火にかける。

5 煮立ったら醤油を加えて落としぶたをし、弱めの中火で煮る。

6 さやから出して下ゆでしたグリーンピースを5に加える。

7 そのまま冷まして味をなじませる。

※日持ちは冷蔵保存で約3日間。ときどき火を入れ直すと持ちがよくなる。
鶏出汁を簡単に作るなら鶏ガラスープの素を使って。

●簡単おつまみ「つけものすし」
京つけもの×酢飯で雅なおつまみに。

「桃の節句」に絶対欠かせないのがちらし寿司。
80歳になっても作り続けようと思っている飛田さんですが
「早い話、酢飯自体が好きなのよね」と
普段から気軽に酢飯を作っていただくことも多いとか。
たとえば小さなひとくちサイズに握って
お気に入りの京つけものを載せると、可愛らしいおつまみに大変身。
さっぱりめの酢飯と、つけものの自然発酵由来の優しい酸味が実によく合うんです。
きょうは「千枚漬フリーク」飛田さんお気に入りの
京都『たかしん』から取り寄せたつけものを使いましたが
「家にあるものならなんでもいいわよ」とのこと。
白菜漬、沢庵、野沢菜、味噌漬、しば漬、糠漬など
冷蔵庫であまっているものを、いろいろと試してみてくださいね。
ただ、おもてなしならおつまみとして最初に出しちゃって。
「じゃないと、ずっと握り続けて、お酒が飲めなくなるの」
って、飛田さん、やっぱり相当イケるクチですよね。
そもそもスパークリング清酒や日本酒も米を発酵させたものだから
酢飯や発酵食・つけものと相性がいいのは当たり前かも。
発酵×発酵の和食ならではのマリアージュをぜひ楽しんでください。

つけものすし(簡単おつまみ)

●つくりかた

1 昆布を入れて米を炊く。

2 つけものを適度な大きさに切り、固まりなら薄切りにする。

3 1が炊けたらご飯を飯台に移す。

4 3にすし酢を回しかけ、しゃもじで切るように混ぜる。

5 4をひとくち大の俵型に握る。

6 5に2のつけものを載せて軽く握る。

※飯台がなければ大きめのボウルで代用するか、すし酢で炊きこんでもいい。
すし酢の割合は酢と砂糖同量に塩少々。市販のものを使えば簡単。

●飛田さんのお気に入りつけもの店。

京つけもの たかしん(京都市/左京区)

住所:京都市左京区聖護院川原町13

電話:0120-77-5930

FAX:075-771-2600

営業時間:8:00~19:00 無休

Webサイト:http://www.cyu-ou.com/takasin/

※千枚漬は3月末まで。

●きょうの和酒 松竹梅 白壁蔵 「澪」(みお)スパークリング清酒
乾杯はお米から生まれたスパークリング清酒で。

米と米麹でちゃんと造られた日本酒をより飲みやすく気軽に楽しんで。
そんな思いから「白壁蔵」で開発されたスパークリング清酒「澪」は
昨年9月に販売ルートが拡大されて以来、多くの人々に親しまれてきました。
アルコール分は5%と控えめながら、お米本来のほのかな甘みとほどよい酸味、
きれいな泡、軽やかな飲み心地と美しいブルーのボトルで
ちょっと華やかに演出したいイエノミやパーティにぴったりです。
この「澪」は、いま日本以外の世界の街でも大評判。
「ユネスコ無形文化遺産」に登録された「WASHOKU」の広がりとともに
飲みやすい日本のお酒として、認知度も高まってきています。
ならば私たちも、伝統的な行事やお祝いの席ではもちろん
日々の暮らしのさまざまな「うれしい瞬間」を
お米から生まれた和酒・スパークリング清酒「澪」で乾杯しませんか。
お気に入りのグラスで、泡の心地良さを存分に楽しんでくださいね。

松竹梅白壁蔵「澪」(みお)スパークリング清酒 150ml 300ml 750ml

○問合せ先/宝酒造株式会社

お客様相談室

TEL 075-241-5111(平日9:00~17:00)

http://shirakabegura-mio.jp/

義理用販売開始! 宮城・阿部かまのかわいい バレンタイン笹かま 「ピュアハート」

もうすぐバレンタイン!♡ 本日ご紹介するのは、
宮城県名物の笹かまぼこがバレンタイン仕様に
なった、阿部かまさんが作る「ピュアハート」。
ハート型のキュートな笹かまのなかに、
クリームチーズが入っています。ちょっと特別な味わいです。

バレンタインといえば、
恋人や旦那さん、恋する人にあげる「本命チョコ」のほかに、
いつもお世話になっている人に感謝の
気持ちを伝える「義理チョコ」がありますよね。
義理チョコは同僚や上司など、仕事関係の方にあげる
事が多いのですが、甘いものが苦手な方も中にはいらっしゃいます。
そうすると、チョコレート以外のプレゼントをあげたく
なることもあるでしょう。

そんな方のために作られたのが「ピュアハート」。
ビニールのパッケージに入った「義理用」と、
意中の方にあげるために、立派な
化粧箱に入った「本命用」もあります。

ピンクの「義理用」パッケージ。

ロマンチックなパッケージです。

こちらが「本命用」の化粧箱入り。

かまぼこの中にはクリームチーズが。

通信販売も受け付けています。お申込みは下記Webサイトにて。

・阿部かまぼこ「ピュアハート」

傷んだみかんを再利用! 愛媛・今治発グリーンアレンジ もいける「愛媛みかん炭」

木から落ちたり、収穫してから日にちがたって傷んだみかん。
商品として出荷ができなくて、もったいない。そんなみかんを再利用した、
みかんそのもののかたちの「愛媛みかん炭」が面白いです。
愛媛県今治市のみかんを丁寧に一個つづまるごと炭にしちゃいました。

みかんの面影をたっぷり残すその姿は、
まるでみかんのミイラのようでシュール。消臭効果があるので、インテリアにしたり
グリーンと一緒にフラワーアレンジしてみたりすると、
かわいくて消臭もできるという一石二鳥の商品です。

・みかん炭

今日のおやつ: 半生のあんぽ柿のなかに柚子餡! 広島・三原うまれの 「柿中柚香」

うう、今日も寒いですね〜。
本日のおやつは、広島うまれの「柿中柚香」。
広島県三原市のお菓子屋さん「旬果瞬菓 共楽堂」さんのお菓子です。
柔らかい干し柿のなかにさっぱりした柚子あんを詰めこみました。
「あんぽ柿」とは、内部まで乾燥している「干し柿」
とは違って、中身が半生状態の柿のこと。
表面がぱりっとしていて、中身がすごく柔らかいのが特徴。
柿の甘みと柚子あんのハーモニーがとろけるような
おいしさです。

割ってみたところ。

ちなみにこちら、冬期の期間限定ですので
売り切れ次第販売終了。通信販売は残念ながら終了していますが、
全国のデパートにあるお店では購入できるところも。
共楽堂さんがつくる、季節を代表する果物を使った
和テイストのスイーツたち。
通信販売は下記より。

・旬果瞬菓 共楽堂

今日のおやつ: 神戸六甲のおしゃれなバターサンド 「BonbonROCKett」

今日のおやつは、洋菓子天国・神戸生まれのお菓子
「BonBonRockett(ボンボンロケット)」。
フレッシュなバタークリームを、
サクサクのサブレでサンドしたボリュームたっぷりの
お菓子です。アイスサンドのバタークリーム版とでも
言いましょうか。バタークリームはフレッシュでデリケートなので、
アメリカ製の小さなミキサーでふんわり仕上げているそう。
甘いもの好きさんにはたまらないお菓子といえるでしょう。

おしゃれなまち・神戸生まれのお菓子らしく、
パッケージもおしゃれさん。なんと20種類の
フレーバーがあるのだそう。
もともと「クリーム・サンディ」は
アメリカやカナダで食べられているサンドに
ルーツがあるようですね。
通信販売も開始されましたので、
ぜひスイーツ好きの方はチェックしてみてください。

・BonBonRockett(ボンボンロケット)

今日のおやつ:岐阜県発、 富有柿のおいしさを閉じ込めた ドライフルーツ「かゆり柿」

今日のおやつは、岐阜県岐阜市で作られている「かゆり柿」。
ちょっと珍しい、ドライフルーツの柿です。
生の柿の色が美しく残っているのが特徴。
噛みしめると柿の甘みがじゅわっと広がります。

原料は、岐阜県の瑞穂市が発祥とされている富有柿。
高級ブランドである富有柿は、ちょっとでも
傷がついていると出荷できません。
おいしいのに出荷できない、もったいない柿を
有効利用したのがこの「かゆり柿」。
日本が誇る秋の味覚・柿のおやつといえば
干し柿がポピュラーですが、ドライフルーツもあるんですね。

「かゆり柿」の作り手は、岐阜市にある障がい者の
就労支援施設「嘉百合園(かゆりえん)」。
地元の柿農家から「出荷できない富有柿を商品化したい」
という相談を受けたことがきっかけで製造を開始しました。

かゆり柿の製造は、ほとんどが手作業です。出荷できなかった柿の、ヘタや皮、傷んだ部分を丁寧に取り除きます。柿は9.5ミリほどにスライス。乾燥後は5ミリ程度の厚みになります。

剥いた柿を、ひとつひとつトレーに載せて、30時間ほど乾燥させます。柿の大きさはちょっと縮まりますが、おいしそうな色はそのまま。乾燥させる途中で霧吹きで水をかけたりして、色と食感が残るように工夫しているんです。

嘉百合園の職員さんが作った、かわいいゆるキャラもいます。名前は「のぶ殿くん」。

柿のおいしさがぎゅっとつまった「かゆり柿」は
おいしくて全国のアンテナショップでも好評。
そのことが、嘉百合園に通う方の励みにもなっているそうです。
下記より通信販売も行っています。

・嘉百合園「かゆり柿」

今日のおやつ: 沖縄を代表するアイスといえば! 飛行機で味わう、 ブルーシールのアイス

今日のおやつは、沖縄を代表するアイスクリーム、
「ブルーシール」のバニラアイス。
沖縄から帰る飛行機のなかで、300円で購入したものです。
目的地につくまでの間に、ちょっとかわいく装飾してみました。

まず、窓を利用してアイスをいい感じに溶かします。

溶けたアイスで目と口、耳を作ります

顔の周りを猫形に掘っていきましょう

完成!

あとはおいしくいただくだけ。
濃厚なバニラアイスを味わいながら、
楽しい沖縄の想い出を思い返すのでした。
沖縄って、帰るそばからまた行きたくなっちゃうんですよね。

・ブルーシール

写真:タムラカヨさん、井上慶太郎さん

今日のおやつ:徳島・鳴門の 熟成さつまいもだけで作った 「なると金時スィートポテト」

今日のおやつは、徳島県で人気のおみやげ、
あとりえ市さんが作る「なると金時スィートポテト」。
徳島の名産品であるさつまいもの「なると金時」
だけで作ったスイートポテト。
卵や小麦粉は一切使っていません。
さつまいもの甘みだけでつくられた、
手作りのようなしっとりとしたスイートポテトなんです。

使用している芋は、すべて徳島県鳴門市の
協力農家さんの芋畑で育てられた「なると金時」。
収穫後、約一ヶ月半〜2ヶ月貯蔵して
糖度を高めてからスイートポテトにするのだそう。
濃厚な甘みも納得です。
徳島土産に喜ばれそうですよ。

しっとり、濃厚なスイートポテト。

・あとりえ市「なると金時スィートポテト」

静岡うまれ、綿の雲につつまれた 富士山見立ての夫婦茶碗 「FUJIWAN」

世界遺産に登録された、日本のシンボル「富士山」。
本日ご紹介するのは、富士山に見立てたペアのお茶碗「FUJIWAN」です。
青くそびえるりりしい富士山と、おめでたい赤富士の二種類があります。
釉薬の垂れ方は、お茶碗によって表情が
まったく異なるので、ふたつとして同じものがないんです。

包装にもひとアイデアあります。
ご飯を富士山に、湯気を雲海に見立てた
ロゴが金箔押しされた桐箱に入っていて、
箱を開けると、富士山がわたの雲に包まれているんです。
サイズは大きめの「him」と小さめの「her」の2種類。
お値段はひとつ3,150円、2個セットの「couple」は5,250円です。

「FUJIWAN」をデザインされたのは、
静岡県を拠点に活動する、藤沼祐介さんによる
プロダクトレーベル「Floyd」さん。
デザインプロダクトを手がけるほか、
静岡県三島市にてデザインショップ「Shop Floyd」を
経営するなど、多角的に展開されています。
オンラインショップでもいろいろなプロダクトが
販売されてますのでチェックしてみてはいかがでしょう!

・Floyd「Fuji wan」

今日のおやつ: 冬の宮城県で作られる、 霜柱のように繊細な 「銘菓晒よし飴」

今日のおやつは、宮城県大河原町の
老舗、元祖晒よし飴本舗「市場家」さんが作る
「晒よし飴」(さらしよしあめ)。
まるで北国の寒い朝に出来る霜柱のような、真っ白なお菓子です。
上品な甘さと香ばしさ、口にいれるとスッとほどける
口溶けが特徴。冬季限定ということもあって、
珍重されています。

晒よし飴が入っている缶。

晒よし飴は割れやすいので、でんぷんを原料としたらくがん粉を緩衝材として使用。

これが晒よし飴。美しい飴細工。

割ってみたところ。飴細工が蜂の巣状になっています。

お砂糖だけで作った薄い飴を引き伸ばし、
葦の茎のようなチューブを作って撚り合わせた晒よし飴。
これを作るには、職人さんの熟練の技術が必要です。
適度の温度と湿度を保った作業場で、機械をいっさい
使わずに人力だけで飴を極限まで引き延ばして作っているのだそう。
ひとつの飴のために撚り合わされる
茎の数は240本あまりにのぼるそうです。

晒よし飴が最初に作られたのは、今から300年前。
大河原町のお隣、角田のお殿様が市場家さんのご先祖に
「珍しいお菓子を作れ」と命じたのが始まりでした。
悩んだご先祖様は近くの沼に出かけ、沼のほとりに
生えていた葦にピンときて、晒よし飴を作ったのだそう。
300年経ついまも愛されるお菓子になったなんてステキですね。
下記Webサイトから購入できます。

仙台のお菓子屋さん「玉澤」でも
「霜ばしら」という姉妹品が作られています。
こちらは晒よし飴あめよりも小さめのサイズなんだそうです。
お好みでどうぞ。

・元祖晒よし飴本舗市場家「晒よし飴」

今日のおやつ: 100年前から作られている、 博多じまんの ふわふわマシュマロ「鶴乃子」

今日のおやつは、福岡県にある石村萬盛堂の銘菓「鶴乃子」。
博多で100年以上愛され続けている、ふくよかなマシュマロ生地の中に
黄味あんが入った、甘さ控えめのハイカラなお菓子です。

真っ白でふっかふか、柔らかなマシュマロにうっとり。
パッケージは和風ですが、中身は完全に洋菓子! 
これが100年前から作られているなんて驚きです。

割ってみると、なかには黄身餡が。まるでゆでたまごみたいですね。

100年の歴史を感じさせるエピソードが、
Webサイトで紹介されていました。

なんでも、賞味期限というものがなかった昔は、商品と一緒に松の葉を入れていたのだそう。
鶴乃子はだいたい14日間は美味しく食べられるのですが、
その期間と松の葉が茶色に変化する日数がほぼ同じだからだそう。
松の葉が緑のうちに食べてくださいね、ということなんですね。
創業者石村善太郎さんの知恵なんだそう。粋です。

年始に、博多に帰省される方のお土産に頂く方も
いらっしゃるかもしれませんね。

・石村萬盛堂「銘菓 鶴乃子」

今日のグルメ: ビールのおともにぴったり! 長崎県島原市の香ばしい「うに豆」

今日のおやつは、長崎県島原市で作られている
「うに豆」です。乾燥させたソラマメに、長崎県近海でとれたウニをまぶした、
ソラマメのポリポリとした食感と、ウニのコクがおいしいおやつ。
九州銘菓として愛される「ラッキーチェリー豆」の兄弟分です。

作り手さんは長崎県島原市で創業九十有余年の老舗
「藤田チェリー豆総本店」。
見るからにビールに合いそうで、実際素晴らしい相性ですよ!
年末年始のテレビのお供におすすめです。

・うに豆

今日のおやつ: 冬の寒さに負けない。美しい椿の花束が詰まった 京都のお菓子「椿」

今日のおやつは、京都の和菓子屋さん
「菓匠 清閑院」の、冬季限定のお菓子「椿」。

甘く煮詰めた金柑の果肉を、紅色に染めた、
プルプルのきんとんにとじ込めたお菓子です。
趣向を凝らしたパッケージがとってもかわいらしいんですよ。

5個入りのギフトセットです。

きれいな紙の風呂敷を開けると、椿の花が詰まっています。

椿の花を模したパッケージ。

可憐な花は椿そのもの。

横から見てもカワイイ。

椿の花を開いて、お菓子に到達。

2つに割ると、きんかんの餡が入っています。

家族や友人とのティータイムで盛り上がりそう。
お日持ちも20日ほどしますので、
またお土産にしても喜ばれそうな、華やかなお菓子です。

・菓匠 清閑院「椿」

今日のおやつ: 金沢のお正月には欠かせない! おもちゃやお菓子が飛び出す 「福徳せんべい」

今日のおやつは、お正月のお菓子!
和菓子王国、石川県の金沢市にて
200年前から作られている「福徳せんべい」です。
袋に入っているのは、福俵、打出の小槌、砂金袋など、
おめでたいモチーフをかたちどった、
素朴な味の米のおせんべいたち。
2つに割ると、中にはかわいらしい土人形や砂糖菓子など、
おめでたいものが入ってるんです!
おいしいおせんべいとかわいいおもちゃ、
ひとつで二度楽しめる、年末年始だけのお菓子です。

こちらがパッケージ。

おせんべいは最中のようなお味。バリっと割ると、中には縁起の良いかたちの人形や金平糖などのお菓子が入ってます。

色鮮やかな土人形たち。

このお菓子の作り手は、
金沢市の「金沢落雁・諸江屋」さん。
江戸時代の文化6年(1809年)に考案されて以来、
金沢のお正月には欠かせないものなんだとか。
明治時代にはいろいろなお菓子やさんが
福徳せんべいをつくっていたのですが、
いまでは諸江屋さんだけが続けておられるそう。
通信販売も受け付けています。

・金沢落雁・諸江屋「福徳せんべい」

今日のおやつ: 福井産ヘルシーアイス! 牛乳・卵不使用「豆美人」& 「上庄里芋アイス ムージー」

今日のおやつは、福井県で作られている
ヘルシーなアイス「豆美人」と「上庄里芋アイス ムージー」。
どちらも乳製品・卵を使用していないので、
アレルギーの方からヴィーガンの方、
マクロビオティックの方まで
食べられる安心のアイスです。

「豆美人」を作っているのは、
福井県福井市の(株)ごーる堂さん。
福井県産の大豆と豆乳をベースに、
ナチュラル野菜の旨味を活かした100%植物性アイスです。
紫いも、あずき、ゴールドとまと、きな粉バニラなどの
フレイバーがあります。あっさりとした味わい。

そして「上庄里芋アイス ムージー」は、
福井県大野市の建石農園さんが作っている、
里芋を使ったアイス。
ココナツ、マンゴ、ブルーベリー、抹茶、あずき、いちごなど
豊富なフレイバー。里芋のちょっとネバっとした
舌触りが面白いですよ。
どちらも、普通のアイスよりも
カロリー控えめでダイエッターにもおすすめです。

・豆美人

・上庄里芋アイス Mu.G

今日のおやつ: 鳥取の砂丘をイメージした ブレンド和三盆クッキー 「宝月堂 砂の丘」

今日のおやつは、鳥取県のお菓子やさん「宝月堂」の
名物「砂の丘」。
サックサクのおいしい和風クッキーです。
発酵バターがほのかに香るクッキーに、
鳥取砂丘の砂をイメージした和三盆のパウダーが
たっぷりとかかっています。
この和三盆は、阿波和三盆糖、沖縄・鹿児島産粗糖など、
数種の和糖をブレンドしたもの。上品な甘さが特徴です。
クッキーを食べたあとに余った砂糖は、
コーヒーや紅茶に入れてお楽しみください。

そしてなんとも雰囲気のあるパッケージの
イラストは、なんと宝月堂店主の方が描かれたもの。
山陰ジオパーク内の鳥取砂丘を中心に、
因幡の白兎や鳥取市の鳥取港に誕生した
ショップ「地場産プラザ わったいな」などの名所が
登場しています。
ぜひイラストにも注目してみてください。

「砂の丘」通信販売サイト

今日のおやつ: デラックスサイズの特大あまおう 乗っけました! 広島・三原の「大いちご大福」

今日のおやつは、
広島県三原市の和風スイーツ店「共楽堂」さんの「大いちご大福」。

福岡県で作られている、いちごの王様こと「あまおう」の、
Lや2Lよりさらに大きい「デラックスサイズ」をドーンと乗っけた
いちご大福です。そもそも大福に入りきらない
大きさのいちごを使っているので、上に乗っけちゃいました。
一口では頬張りきれないほどの大きさです。

果たしてどうやってバランスを取っているのか謎だったのですが、
半分に切ってみると、巨大いちごが大福に突き刺さっているんですね〜。
オススメの食べ方は、半分に切るもよし、
もしくは大福の内部を開いて、
いちごを大福で包むようにして食べるのも良いとのこと。
あっさりしたこしあんと、いちごの甘みのハーモニー
が普通の倍サイズ楽しめます。通信販売も受け付けていますよ。

共楽堂「大いちご大福」

今日のおやつ: 普通のあんぱんじゃない! 北海道・月寒の道路を作った 「月寒あんぱん」

今日のおやつは、北海道札幌市の和菓子店「ほんま」さんの
名物「月寒あんぱん」。ほんまさんが明治39年に創業して以来、
ながく愛されているロングロングセラーな商品です。

あんぱんといっても、パン屋さんで売られている
ふわふわのパンに包まれているものではなく、
小豆のこし餡を薄い皮で包みこんだ、どっしりとしたまるで月餅のようなお菓子。
十勝産のこし餡を使った、素朴で食べごたえがある、ほっとするおやつです。

なぜちょっとかわったあんぱんが生まれたのか?
という理由は、100年前にまでさかのぼります。
当時の日本は、東京で生まれた「あんぱん」がブーム。
それを聞きつけた北海道の職人は、自分でもあんぱんを
つくってみようとしたのですが、レシピを
知る人がいませんでした。
そこで聞いた情報で、見よう見まねで作ったのが
この「月寒あんぱん」というわけです。

明治44年には、兵隊さんたちが月寒に道路をつくっている際、
感謝をこめて毎日このあんぱんを差し入れていました。
この道路は愛称を込めて「アンパン道路」と呼ばれ、
記念碑も建てられているんだそうです。いい話!
詳しいエピソードはこちらに掲載されています。

お値段はひとつ120円、お味は元祖の小豆こしあんから
南瓜あん、黒糖あん、黒胡麻あん、抹茶などバラエティゆたかに取り揃えています。

株式会社ほんま 「月寒あんぱん」

今日のおやつ: 山形のカワチ製菓さんがつくる 中東風の特製グラノーラ「ハーブ&スパイス」

今日のおやつは、
山形県のカワチ製菓さんがつくる、
特製グラノーラ「ハーブ&スパイス グラノーラ」。
ローズマリー、タイム、クミンなどが入っていて、
まるで中東のスナックのように香辛料がぴりっときいた、
スパイシーな塩味のおやつです。豆乳などをかけても、
このままボリボリ食べても、とってもおいしく頂けます。
カワチ製菓さんのトレードマークである
焼き印で、ハーブの「は」の字が入ってます。

カワチ製菓さんは、2012年に山形に移住後、
金属のカトラリーやお菓子づくりを手がける
川地あや香さんによるとってもすてきなプロジェクト。
他のお菓子もおいしそうで、いつか全部食べてみたい!
通信販売も条件によって受け付けておられます。

カワチ製菓

今日のおやつ: 長野の山のめぐみがぎっしり。 上田の名物、信濃路うさぎや 「くるみそば」

今日のおやつは、長野県上田市のお菓子屋さん
「信濃路うさぎや」さんの名物おやつ「くるみそば」。
といっても、くるみで出来た蕎麦、ではなくて、
白ささぎ豆でつくった餡を、
香り豊かなそば粉の皮で包んで
たっぷりのくるみとお砂糖をまぶしたお菓子です。

山国ムードあふれる風味。

長野の山のめぐみがいっぱいつまった
素朴な味わいに、ほっこりします。
すてきなイラストのパッケージも魅力で、
さらに上田の魅力をイラストで描いたビジュアルマップも
同封されているんですよ。
日持ちもするので、お土産にも喜ばれそうですね。

信濃路うさぎや「くるみそば」

今日のおやつ:津軽名物! 素朴な手作りのねじねじがおいしい 「縄かりん糖」

今日のおやつは、青森県弘前市の老舗、
石崎弥生堂の「縄かりん糖」。
津軽でかりんとうといえばこれ、
というくらい、地元ではメジャーなおやつです。
長崎の定番の中華菓子「よりより」にも似ていますね。

かりんとうといえば周りに砂糖蜜を
からめているものが多いのですが、
縄かりんとうは見てのとおり、
とってもシンプルな、
素朴で優しい味わい。
小麦と砂糖、マーガリンを練りあげた生地を
ねじねじとひねり、
大豆油でカラッと揚げました。
甘すぎず香ばしい、歯ごたえのある食感が
お茶請けにピッタリなんです。

袋も素朴でかわいらしい。かりんとうの数が減っているのはひとつ食べてしまったからです

このねじねじの工程は機械化できないため、
なんとひとつひとつを石崎弥生堂さんが
手作業でねじっているそうです。
おかあさんが作ったドーナツのような、
素朴な味わいが最高です。
宮城にいたころ、青森に住む母の友人が
たまに買ってきてくれるのが楽しみでした。

石崎弥生堂さんは1854年創業の老舗!
3代目さんがこの「縄かりん糖」を作り始められたのですが、
当時の製法では冬になると寒さのために
ポキポキ折れてしまって売れなかったそうです。
それを改良して、現在では通年販売されるようになりました。
通信販売も行われています。

石崎弥生堂「縄かりん糖」

今日のおやつ: 栗のかたちがかわいい 京都・福知山市の 「足立音衛門」

今日のおやつは、京都の福知山市が拠点である
焼き菓子専門店「音衛門」さんの
「和三盆の栗饅頭」と「栗フィナンシェ」。
栗まんじゅうといえば、ふつうは
甘く煮た栗がはいった、ちょっと固めの
おまんじゅうというイメージですが、
「音衛門」さんの栗まんじゅうは
讃岐の和三盆糖を使ったバターケーキの生地に、
素朴な栗納豆をとじこめたもの。
しっとりしたバターの風味の生地と柔らかーい栗、
ふたつのハーモニーが味わえます。

音衛門さんでは、総重量650グラムのうち、
400グラムが栗なパウンドケーキ「栗のテリーヌ」などなど、
栗にこだわったお菓子を販売しては栗マニアの
心をくすぐっています。
通信販売は下記Webサイトから。

・仏蘭西焼菓子調進所 足立音衛門

今日のグルメ: 西伊豆の名物「塩鰹」をお手軽に! 「万能塩鰹茶漬け」

今日のおやつは、西伊豆の郷土料理「塩鰹」を
お手軽に食べられる「万能塩鰹茶漬け」をさらさらっと。
塩鰹とは、西伊豆の歴史ある保存食。
伊豆産のカツオを丸ごと塩水に漬け込んで
乾燥させた、別名「正月魚」(しょうがつよ)と
言われるたべものです。縁起物として、
江戸時代から盛んに作られるようになったのだそう。
お湯をかけるだけで、かつおの香り高いお茶漬けが出来上がります!

本品は、塩鰹を焼いて骨を取り、ほぐして、
昆布、胡麻、海苔、わかめを混ぜ合わせたもの。
お茶漬けはもちろん、うどんにかけたり、
おにぎりにしたり、さらには卵かけご飯(TKG)にもオススメ!
万能塩鰹茶漬けと、卵、ごま油と一緒に加えると、
絶品しおかつおTKGができあがるそうですよ。
達筆なパッケージデザインも絶妙にいいですね。
ぜひお試しあれ。

・万能 塩鰹茶漬け

今日のおやつ:武将たちの時代に 想いを馳せる大阪のおみやげ 浪花関白「天下もち」

今日のおやつは、大阪のお土産「天下もち」。
兵庫県宝塚市のお菓子やさん、いづみや本舗のお菓子です。
てんかもち、ではなくてんがもち、と読みます。
やわらかい純白のお餅に包まれた、
ふっくらした小豆の餡がおいしいです。

お餅は国産の餅粉に卵白を合わせてやわらかく仕上げ、中身の餡は、三日間かけて、
豆に糖蜜をじっくりと浸透させて炊き上げているのだそう。

天下もちといえば、江戸時代に流行った狂歌
「織田がつき、羽柴がこねし天下餅、すわりしままに食うは徳川」
に出てきた、日本の天下統一をめぐる激動のドラマを、
コンパクトにまとめてしまったことば。
武将たちのロマンに想いを馳せながら食べたいおやつです。

・天下もち