連載
posted:2014.10.31 from:全国 genre:エンタメ・お楽しみ
〈 この連載・企画は… 〉
コロカルの人気記事だったり、コロカル商店で話題の地域産品だったり、
はたまた自分のノベルティグッズだったり。
だるま忍者コロカルくんは、今日も面白ネタ集めに奔走してます!
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だるま忍者コロカルくん
父は群馬、母は伊賀出身のだるま忍者として生まれたコロカルくん。白米と温泉をこよなく愛するが年齢不詳。実はグッズもあります。このコーナーでは、月に1度コロカルくんが「コロカル」や「コロカル商店」で気になったことをご紹介します。
にんにん! コロカルくんでござる!
突然でござるが、日本の面積のうち約何割が森林か知ってるでござるか?
実に、7割が森林で占められているのでござるよ!
そのうちの4割は、林業家が育てたスギやヒノキなどの森でござる。
日本は森と共に生きている国なのでござるね〜
そこで、コロカルは「木のある暮らし」をテーマに、「Life with Wood」
という特集を展開しているでござる。
今回は、コロカルくんが、この連載の中から、
気になる木製プロダクトをピックアップするでござる!
まずは、福島県北の伊達市を拠点に活動する、伊達クラフトデザインセンター。
検査で安全性に問題ないとされた木材を利用したプロダクトをつくっているでござる。
そうして生まれた商品のひとつが、写真中央の「伊達KUMIKO」。
組子細工の伝統模様をインテリアアイテムに仕上げた商品で、
福島県産のスギ・ヒノキを使用しているのでござる。
組子細工とは釘を使わずに木と木を組み合わせてさまざまな模様を表現する伝統技術。
障子や欄間の装飾として使われてきたのでござるよ。
1000分の1ミリ単位の精度で加工するため、紙1枚入る隙間もないそうでござる!
その精巧さにうっとり〜でござる!
秋田県大館市の「曲げわっぱ」メーカー「栗久」。
大館市に数多くある曲げわっぱメーカーのなかでも、
ひときわ人気が高いつくり手でござる。
「グッドデザイン賞」などに輝くモダンなデザインもステキでござる〜
栗久がつくるのは、北国の女性の肌のように真っ白で、細かくて
真っすぐな木目を誇る天然秋田杉だけを使った曲げわっぱ。
それらの木は、秋田県北部の白神山地、米代川流域の森で生まれているでござるよ!
山形県上山市に工房を構える果樹木工の「くだものうつわ」は、
可愛らしいその名の通り、果実の木で製品をつくっているのでござる。
ピンクのような少し赤みがかかったさくらんぼや、
ナチュラルな木肌の色をしたラ・フランスなど、樹種によって色もさまざま。
くだものうつわでは、必ず使われた果樹の名前が裏に刻印されているので、
どの果物の木がどんな色をしているのか、知ることができて、
選ぶのもとても面白いでござるね〜。
ボウル、お椀、カトラリー、スツールなど、かたちは20種以上あるでござるよ!
コロカルくんはどの果樹のどのかたちにしようかな〜
迷ってしまうでござるね〜
山形県天童市に本社を構える「天童木工」は世界中で愛される家具メーカーでござる。
薄くスライスした木の板(単板)を重ねて自由な造形をつくりだす「成形合板」。
北欧で生まれたこの技術を日本で最初に取り入れ、
これまで天童木工の高い技術は、数々のデザイナーたちをうならせてきたでござるよ。
柳宗理デザインの「バタフライスツール」は、
昭和31年に発売され、いまもロングセラー。
時代を超えて愛される名品を生み出してきた同社が
2014年に発表したのは国産の針葉樹を使ったシリーズ。
特に自社製品の家具には、山形県産材を取り入れ生産を行っているでござるよ!
山形県産材の家具は木目の美しさが特長だそうでござるから、
ぜひ一度手に取って実感してほしいでござるね〜
いかがでござるか?
これからもどんどん「Life with Wood」で
グッドデザインな木製プロダクトを紹介するでござるよ!
更新を楽しみにしてほしいでござる〜
そして、身近にある国産材のプロダクトに目を向けてみてはいかが?
それではまた来月でござる!
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