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posted:2018.1.21 from:石川県金沢市 genre:食・グルメ
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
京都、松江にならぶ和菓子どころとして知られる金沢。
その地で昭和9年から和菓子をつくり続けている〈中田屋〉の甘味処〈和味〉が
バレンタイン期間限定商品「あんショコラ」を発売します。
あんショコラは、チョコレート生地の中にラズベリーと能登大納言小豆が入ったガトーショコラ。
店頭では〈和味〉各店(東山茶屋街店/有松店/めいてつ・エムザ店)と
〈中田屋 元町店〉にて2018年2月2日〜14日まで販売、
カフェでは2月10日〜14日まで提供します。
予約は各店にて、2月13日まで受付けています。(詳細は各店までお問い合わせを)
中田屋は「きんつば」で知られる名店。
薄焼きの皮に包まれたきんつばの魅力は、半分に割ったときにあらわれる、艶やかなつぶ餡!
契約農家から仕入れた大納言小豆の形をつぶさないよう、
時間をかけ、ていねいに炊き上げています。
甘味処〈和味〉では、その「餡」をつかった和菓子に加えて、
新しい味として楽しむお菓子も提案しています。
あんみつ(648円)や能登大納言きんつばと抹茶セット(540円)などの甘味はもちろん、
シュークリームやロールケーキ、タルト、ガトーショコラなども食べられるんです。
文化庁指定・金沢市東山ひがし伝統的建造物群保存地区の一角にある
町家にオープンした〈東山茶屋街店〉は、店構えも素敵です。
茶屋街のまち並みの特徴は「キムスコ」と呼ばれる出格子(でごうし・出窓にとりつけられた格子)。
窓側の席に座ると、出格子から茶屋街の風景が見えます。
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また、中田屋各店ではバレンタインデーに合わせて
能登大納言小豆で炊き上げた「餡瓶」と、
ハート型の最中の「皮」のギフトセット〈なごみ〉を発売するそう。
石川県能登半島で育てられた能登大納言小豆は、
通常の大納言小豆に比べて大粒であることが特徴。
粒の皮をつぶさぬように炊き上げるには熟練の技が必要なため、
中田屋の職人さんのなかでも限られた人のみができる業なのだとか。
毎日温湿管理をしながら、豆の状態をしっかりと見極め、
創業当時から使い続ける銅鍋を使い炊き上げています。
餡好きな方へのギフトにいかがでしょうか?
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