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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
大阪府寝屋川市にある〈ねやがわ寝屋の森こども園〉と
〈もくれん保育園〉がレシピ集をつくりました。
その名も『保育園産の米』。
同保育園では、子どもたちがお米や野菜を育てているのだそう。
『保育園産の米』には、大人たちがその食材をどうしたらおいしく食べらるだろうと
試行錯誤重ねて生み出した、54のレシピを収録しています。
子どもたちの懸命な畑仕事やレシピ会議に苦闘する大人たちの姿に、
思わずほほえんでしまう1冊です。
料理は、鶏肉と夏野菜のトマト煮やたまねぎの肉詰めあんかけ、
サンマつみれのきのこ汁、大根とさといもの和風グラタン、
玄米リゾットなど、野菜のおいしさを存分に味わえるレシピばかり。
子どもたちが好きなレシピを収録しているので、
野菜が苦手な方にもおすすめです。
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5月は夏野菜を植え、
6月には田植えとさつま芋の苗植え、
8月はカカシづくりにスイカ割り、
10月は稲刈りとさつま芋の収穫。
ねやがわ寝屋の森こども園ともくれん保育園の子どもたちは、
1年を通じて園の畑でトマトやなす、ピーマン、きゅうり、
大根、玉ねぎ、さつま芋などの栽培体験や、
地元農家と提携した米づくり体験を行っているのだとか。
さらに、水やりや雑草抜きなどの管理を行ったり、
米ができるまでのプロセスを学んだり、
でき上がった農作物を給食で食べたり。
同園では、そうしたプロセスを通して
自然の不思議さや命の大切さ、
思いやりの心を育んでいければと考えているのだそうです。
『保育園産の米』はAmazon、楽天ブックスなどで発売中。
ぜひチェックしてみてくださいね。
information
書籍『保育園産の米』
著:社会福祉法人 大阪誠昭会
総頁:200頁
定価:1,200円(税抜)
判型:A5判(ソフトカバー)
発行所:パレードブックス
発行:2017年8月28日
大阪の保育園からレシピ集『保育園産の米』が誕生しました。子どもたちがつくった野菜やお米をどうしたらおいしく食べられるだろう?そんな試行錯誤から生まれたレシピ集です!https://t.co/z6IaVXY1Dk
— Webマガジン コロカル (@colocal_jp) 2017年10月1日
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