連載
posted:2020.4.30 from:全国(岩手・秋田・福島・栃木・長野・石川・岡山・島根・山口) genre:買い物・お取り寄せ
〈 この連載・企画は… 〉
毎月コロカル編集部からテーマを出し、
日本各地で活動している地域おこし協力隊の方から集まった写真とメッセージを紹介していきます。
その土地ならではのものだったり、自分の暮らしと変わらないものだったり……。
どんな暮らしをしてどんな景色を見ているのか、ちょっと覗いてみませんか?
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Saki Kunishige, Ken Wakai, Tatsuya Furutomi, Ami Igarashi, Chihiro Ogawa, Koban, Shindo Naoko, Sachi Honda, Mina Ohba, Takayuki Endo, Itsumi Shigehisa
國重咲季/若井 憲/古冨竜也/五十嵐杏美/小川ちひろ/こばん/進藤菜央子/本多紗智/大場美奈/遠藤孝行/重久 愛
ひと言にお土産と言っても、
地域を代表する銘菓や民芸、工芸品などさまざま。
そのまちでしか買えないものや地元の人しか知らないものも少なくありません。
今回は、日本各地の〈地域おこし協力隊〉のみなさんに
お住まいのまちを代表するお土産について教えてもらいました。
気になったものがあれば、お取り寄せして
次回の旅の予習をしてみてはいかがでしょうか。
秋田県にかほ市は、いちじくを栽培できる北限の地です。
ここで育つのはホワイトゼノアという加工向きの品種。
そんないちじくを秋田が得意とする保存食にしたのが〈いちじくの甘露煮〉です。
昔は甘露煮にも各家庭の味がありましたが、
時代が変わり残念ながらその文化が失われつつあります。
伝統食としての甘露煮文化を残そうと取り組むのが〈佐藤勘六商店〉です。
添加物を一切使わず、砂糖と水飴だけで煮た定番の甘露煮のほかにも
赤ワインエキスを加えて煮た赤ワイン仕立てのもの、
山ぶどうのジュレを使った山ぶどう仕立てのものなど、
現代風にアレンジしたものもあります。
そのまま食べたり、ヨーグルトのお供にしたりするのが定番ですが、
ホットサンドやパンの具材にするのもおすすめ!
にかほ市の伝統食を味わってみてください。
information
佐藤勘六商店
住所:秋田県にかほ市大竹字下後26
TEL:0184-74-3617
営業時間:9:00~18:30 ※祝日は18時閉店
定休日:日曜 ※3連休の場合、日曜営業、月曜休業
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國重咲季 くにしげ・さき
京都府出身。秋田県の大学に進学したことを機に、東北各地の1次産業の現場を訪ねるようになる。卒業後は企業に勤めて東京で暮らした後、にかほ市で閉校になった小学校の利活用事業「にかほのほかに」に携わるべく秋田にAターン。地域で受け継がれてきた暮らしを学び、自給力を高めることが日々の目標。夢は食べものとエネルギーの自給自足。
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私が住む石川県金沢市は、伝統工芸や歴史、
最近ではアートやグルメといったイメージが強いかもしれません。
一方でいままでに多くの作家を輩出している土地としても知られています。
金沢にゆかりある作家や詩人、
さらに現在、第一線で活躍中の作家や脚本家もたくさんいるんです。
そんな文学のまちらしい、しかもとってもレアなお土産をご紹介します。
それが、金沢出身の文豪・室生犀星の詩集をモチーフにした豆本アクセサリーです。
金沢市にある〈室生犀星記念館〉が発売する、
オフィシャルの豆本アクセサリーなのですが
豆本がどんなものかご存知でしょうか?
豆本とは、手のひらにすっぽりと収まる小さい本のことで、
ちっちゃいものが好きな人や本好きな人の間で人気となっています。
実はこの豆本アクセサリー、製本作家の私の妻が制作しています。
昨年の春に発売し、室生犀星のファンや本好きの間で話題になり、
一時、生産が追いつかなくなるほど人気でした。
写真のように本当に小さいサイズなんですが、中を開くとちゃんと詩が印刷されています。
種類はブローチとペンダントがあり、
身につけてさりげなく本好きをアピールできますよ。
information
室生犀星記念館ミュージアムショップ
住所:石川県金沢市千日町3-22
TEL:076-245-1108
営業時間:9:30~17:00
定休日:年末年始、展示替期間休
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月31日まで休館中。
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若井 憲 わかい・けん
フリー編集者&ライター。神奈川県生まれ、石川県在住。旅行雑誌の編集者を経て、1999年に家族とともに、Iターンで石川県へ移住。地に足がついた情報発信ができるローカルメディアのおもしろさを知る。編集長を務めていた季刊誌の休刊を機に、2018年からフリーとなり、北陸の魅力を広く伝えることに力を注ぐ。製本家の妻がつくる豆本ではイラスト描きも。Web:豆本工房わかい
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萩市の夏みかん栽培は
困窮した武士の生活を助けるために明治時代に始まりました。
最盛期には夏みかんの果実と苗木の収益が
当時のまちの財政を追い越し、昭和天皇が萩にお見えになった時
「このまちには香水がまいてあるのか」といわれたそうです。
それを物語るようにいまでもまち中で夏みかんを見ることができます。
その萩市を代表するような夏みかんを利用したのが
今回ご紹介する〈光國本店〉の〈夏みかんのマーマレード〉です。
萩産の夏みかんを手作業で加工して保存料・着色料は一切使用せずに
夏みかんそのものを味わうことができる
こだわりの一品に仕上がっています。
また、創業以来変わらない
このレトロな缶のパッケージも魅力のひとつです。
食べ終わった後もインテリアに使用できるため、お土産に大変喜ばれます。
〈光國本店〉の〈夏みかんのマーマレード〉で
まちの味と一緒に家族や友人と旅の思い出を語り合えば
旅の楽しみが何倍にも広がるのではないでしょうか。
萩市を訪れた際にはぜひ足を運んでみてください。
information
有限会社光國本店
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古冨竜也 ふるとみ・たつや
山口県、兵庫県、新潟県、長崎県、広島県と全国各地で暮らし、趣味で海外を放浪する。2019年、理学療法士から山口県萩市の地域おこし協力隊に着任。3秒で地域に溶け込む力を生かし、地元の人が主役の持続可能な地域づくりを目指す。
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隠岐の島町のお土産といえば、
島らしい海産物の加工品やそれをあしらった
お菓子、藻塩を使った商品などが一般的。
そんななか、私が大切な友人や家族に贈るお土産は
ずばり! 島のお米です。
移住してから、スーパーでひと通りのお米を食べましたが、
島のお米がいちばんおいしい気がして、それ以来ずっと食べ続けています。
遊びに来た友人や家族も口をそろえて
「おいしい!」と感動するもんだから、これは間違いないと確信。
添加物を気にする人や甘いものが苦手な人もいるので、
加工品やお菓子は人を選びますが、
日本人の食卓に欠かせないお米なら、
誰にでも喜んでもらえてお土産に最適だと思っています。
さて、そんな島のお米が買えるのは、やっぱりお米屋さん。
港から徒歩15分ほどのところにあるのが〈土中米穀店〉です。
お米は玄米のまま置いてあり、頼めばその場で精米してもらえます。
このときめくシステムは、お米屋さんで買うときの醍醐味ですね。
また、ちょっとしたお土産用には
2合パックもつくってもらえます(要事前予約)。
価格帯も、安いものならひとつ200円になるので配りやすいです。
もちろん、すでに袋詰めされているお米もあります。
ちょっとしたお祝いやお返しに贈ったら、喜んでもらえました。
そして、隠岐のお米界の真打がこちらのブランド米。
〈島の香り 隠岐藻塩米〉。
甘みが強く、冷めてもおいしいのが特徴です。
知られざる隠岐の島のお米の旨さを、堪能してみてください。
ごはんがおいしいと幸せになれる、はずです。
information
有限会社土中米穀店
住所:島根県隠岐郡隠岐の島町出雲結ノ上49-10
TEL:08512-2-0079
FAX:08512-2-4520
営業時間:9:00~19:00
定休日:日曜
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五十嵐杏美 いがらし・あみ
平成2年生まれ。元ギャルの島ガール。2017年3月末、東京から島根県隠岐の島町へ移住し、現在は地域おこし協力隊として活動中。移住のテーマは、【自然との共生】と【丁寧な暮らし】。四季の移ろいのなかで豊かに生きる術を学び中。また、自分らしく生きることを探求するためにヨガとアーユルヴェーダを学んでおり、同時に広める活動も行っている。
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奥州は食材が豊富であるものの、
生ものだと鮮度が落ちるし、加工品の瓶は重いし、
結局贈りものとして郵送することが多くあります。
そこで私が今回おすすめするお土産は
創業86年〈八重吉煎餅店〉の〈炭火焼亀の子せんべい〉。
その名の通り亀の甲羅のように丸みをおびた形がなんとも愛らしく、
黒く照ったゴマだれの甘じょっぱさと
せんべいの香ばしさが口に広がり、ほどよい歯ごたえがクセになります。
せんべいは軽く、日持ちもするので手土産にもぴったり。
現在、土蔵造りの店内で煎餅を焼いているのは2代目店主・八重樫理悦さん。
おいしさに加え、買いに行ったとき手仕事を
間近で見ることができるのもおすすめです。
囲炉裏に炭火を焼べ、煎餅焼き器に生地を流し、
一枚一枚丁寧に焼き、まだ熱くやわらかいうちに
甲羅の形を整えてから冷まして固める。
黒ゴマのタレをたっぷり塗り、籠に並べ炭火の上で乾燥させて完成します。
お店では油をならすために、毎日最初に焼く煎餅や
欠けたり割れたりしてしまった商品にならないものを、
「1円せんべい」として販売しています。
子どもたちがお小遣いで買えるようにと
昔から1枚1円で売られているそうです。
世代を超えて愛されている亀の子せんべい。
いまではそんな地元の味を東京の家族・友人にも
おすそ分けするのも帰省の楽しみとなっています。
information
えさし亀の子本舗 八重吉煎餅店(ギャラリー亀の子館併設)
住所:岩手県奥州市江刺中町3-12
TEL&FAX:0197-35-2708
営業時間:9:00〜18:00
定休日:火曜
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小川ちひろ おがわ・ちひろ
東京都品川区出身。大学で移民を学び、言語や異文化に興味を抱く。オーストラリア留学、台湾ワーキングホリデーと海外生活を経験。着任前は都内ギャラリーカフェに勤務。2018年5月岩手県奥州市地域おこし協力隊着任。今年度は台湾向けに東北のリアルライフスタイルやカルチャーシーンを伝えるウェブメディア立ち上げを目指し、自身も旅する様に東北でしか味わえない経験を堪能中。
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私が暮らす浅口市は「天文のまちあさくち」と呼ばれています。
アジア最大級の「せいめい望遠鏡」を備える
京都大学岡山天文台や、国立天文台があります。
同じ敷地内の〈岡山天文博物館ミュージアムショップ〉には、
個性豊かなお土産がずらり。
例えば、人気ナンバー1の〈あさくち宇宙カレー〉。
地元の高校生考案のレシピをもとに商品化されたレトルトカレーは、
宇宙のように真っ黒!
宇宙で長期保存ができ、軽く、栄養もとれる
宇宙食をイメージしたフリーズドライのシリーズも人気です。
味はたこやき、チキンライス、バニラアイスなど。
食感はサクサク。
アイスは冷たくないので食べるとちょっと不思議な感覚も楽しめます。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため
岡山天文博物館は休館中ですが、2020年5月以降に
お土産の詰め合わせボックスを3000円(税別・送料別)で通信販売する予定です。
〈あさくち宇宙カレー〉のほか、宇宙食、雑貨、
浅口オリジナル商品などが入り、何が届くかはお楽しみ!
ショップを運営する〈一般社団法人moko’a〉のフェイスブックから申込可能です。
information
岡山天文博物館ミュージアムショップ
住所:岡山県浅口市鴨方町本庄3037-5
TEL:090-6418-6363
Web:一般社団法人moko’aフェイスブック https://www.facebook.com/mokoa.style/
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こばん
大阪府出身。〈カブ〉で旅するフォトライター。全国各地を愛車と旅する様子をインスタグラムに投稿するのが趣味。フォトジェニックな「星と海のまちあさくち」に一目惚れし、2017年5月、岡山県浅口市地域おこし協力隊に着任。浅口の魅力を取材し、紙面やWEB、SNSで発信中。
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私が住んでいる栃木県矢板市内には神社が多くあり、
ご近所にも県内最古の楼門と本殿のある木幡神社という社があります。
その神社へとお散歩途中に出会ったのが、
赤い瓦屋根と粋な暖簾が掛けられている、和菓子屋の〈高塩菓子店〉です。
地元出身の若手女性和菓子職人・高塩佳代さんがつくる和菓子は、
見た目の美しさもさることながら、丁寧で繊細な味。
毎月変わる練切や季節のお菓子が楽しみで、
私もお散歩がてら買いに行っております。
最中や羊羹はすてきなラッピングが施され、
手土産に持参してもとても喜ばれます。
通販は行っておらず店頭販売のみ。
ぜひ矢板にお越しになった際にお寄りくださいね。
information
高塩菓子店
住所:栃木県矢板市木幡2582-3
営業時間:9:00 ~17:00
定休日:月・木・第2日曜
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進藤菜央子 しんどう・なおこ
お料理すること、食べることが大好きで、そんな豊かさで満たされる暮らしができるまちへの移住を希望し、2019年2月より栃木県矢板市地域おこし協力隊として着任。矢板の食の魅力、古道や史跡が眠る歴史の魅力にハマり、〈矢板リトリート〉という、都会からの観光客を惹きつける新しい観光スタイルを構築中。任期後には、カフェ&ゲストハウス起業も目指している。矢板リトリートFacebook
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今回は村のお土産品がテーマということで、
村内で山の恵みを生かした加工品の企画・製造・販売を行っている
〈合同会社ゆずすけ〉の〈信州柚子緑茶〉をご紹介します。
当初は〈信州柚子紅茶〉を売り出す予定でしたが、
試作の過程で緑茶と柚子の組み合わせのほうが
おいしいことがわかり、製品化が決まったとのこと。
フレーバーティーが浸透してきている昨今、
同様の商品をつくっているところはほかにもありますが、
〈ゆずすけ〉の製品はとにかく柚子の割合が多いことが自慢。
試作に試作を重ね、配合にもこだわっているそうです。
昨年から市場調査も兼ね、イベントなどで販売を始めましたが、
女性からの反響が圧倒的に多いのだとか。
社員の方にお話をうかがったところ、
おいしい冷茶の欲しくなるこれからの季節には、
冷たい〈信州柚子緑茶〉がおすすめと教えてくれました。
今後も村の資源を生かした安心安全でおいしいものをつくっていきたいとの
抱負もお聞きすることができました。
自宅で過ごす時間が増え、なにかとストレスフルな日々。
〈ゆずすけ〉の〈信州柚子緑茶〉でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
通信販売・全国発送に対応しておりますので、
お気軽にお問い合わせください。
information
合同会社ゆずすけ
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本多紗智 ほんだ・さち
信州最南端、県内で一番早く桜の咲く村「天龍村」で地域おこし協力隊をしています。ないものづくしといわれる「ド」田舎ではありますが、ちょっと視点を変えてみれば、ここにはまだ「かろうじて残っているもの」がたくさんあります。秘境と呼ばれるこの村から、鮮やかな四季のうつろい、なにげない暮らしの風景をお届けできたらと思っています。
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福島県広野町にはちょっと変わったカフェがあります。
〈カフェふぅ〉は県立高校の中にあり、運営から接客まで高校生が行っています。
今回は〈カフェふぅ〉のお土産を紹介します。
お土産も高校生が考えました。
地元の鮭を使った鮭フレークその名も〈木戸川産鮭フレーク〉です。
この〈木戸川産鮭フレーク〉は商業クラスの生徒が
木戸川の鮭の安全性を伝えるためにつくりました。
味はプレーンと辛みそ味の2種類あります。
プレーンは鮭本来の味を伝えるためあまり塩を加えずまろやかな味になっています。
辛みそ味はピリッとした辛さが効いていてご飯がいくらでもいけるおいしさです。
なかには生徒が考案したオリジナルレシピも添えられており、
〈木戸川産鮭フレーク〉を通してさまざまなアレンジができます。
まだ風評被害が根強く残る福島県で高校生がその課題に挑戦し新しいものが生まれています。
そんな思いもこのお土産と一緒に感じてほしいです。
information
caféふぅ
住所:福島県双葉郡広野町中央台1-6-3
ふたば未来学園高等学校敷地内 地域協働スペース
TEL:0240-23-6825
営業時間:11:00〜18:00(生徒営業 16:00〜18:00)
※ラストオーダー17:30
定休日:土・日・祝日
※現在カフェ自体はコロナの影響で一般のお客様を受け入れておりません。
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大場美奈 おおば・みな
1993年生まれ。福島県いわき市出身。医療系専門学校を卒業後、委託職員として広野町入庁。そのときに広野町に恋をして、まちと共に生きることを決意。まちづくりの修業のため、一旦まちを離れて山形県南陽市地域おこし協力隊に着任。2019年4月に広野町起業型地域おこし協力隊に着任。現在は民間がつくるコミュニティースペース〈ちゃのまベース〉を立ち上げ、運営を開始。地域課題を企業というかたちで解決しながら会社設立に向けて奮闘中。
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福島県猪苗代町の道の駅には和菓子・スイーツ・日本酒・地ビールなど
数多くの地元産のお土産が並んでいます。
なかでも地元民としておすすめをしたいのが、
〈吾妻食品〉の〈うまくて生姜ねぇ!!〉です。
特製の醤油に細かく刻んだ国産生姜を漬け込み、
昆布、えごまなどを入れた調味料で、
材料はすべて国産のものを使用しています。
〈うまくて生姜ねぇ!!〉シリーズは現在8種類販売されており、
社長を務める佐藤弘一さんが海外で遭遇した、
「生姜が体に本当に効く」という実体験から生まれた商品です。
ベトナム旅行の際に、慣れない食事からおなかを壊した弘一さん。
現地の方から、生姜とはちみつを溶かしたお湯をいただいて、
腹痛がすぐに和らいだそうです。
その経験から商品の開発を決意しました。
「開発する商品すべて、食卓での物語と家族の会話を生み出すをつくりたい」という
弘一さんの想いがベースにあり、おいしいだけでなく、
商品を通じて、家族のコミュニケーションを生むことを、
〈吾妻食品〉では大切にしています。
〈うまくて生姜ねぇ!!〉という名前も、子どもに食べてもらったお父さんが、
「どうだ! うまくて生姜ねぇだろう?」とギャグ(?)を
言えるような名前にすることで、家族のコミュケーションを促せないか?
という想いでつけられた名前なんだそうです。
information
有限会社吾妻食品
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遠藤孝行 えんどう・たかゆき
福島県の会津に位置する「猪苗代町」で地域おこし協力隊をしています。もともと東京でエンジニアをしていたこともあり、ITのノウハウを活かして「ふるさと納税」と「猪苗代湖の環境保全」を担当しております。現在、協力隊3年目となり、情報発信・教育・観光事業を主とした株式会社アウレを起業しました。
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秋田市でBBQといえばコレ!
全長約80センチの超巨大〈ぐるぐるフランクフルト〉をご紹介します。
秋田の八幡平ポークを使用し、
水や小麦粉も一切含まれていないため食べ応えも抜群。
さらに、秋田県産のサクラチップで丁寧に燻製されていて
香りも楽しめちゃいます。
BBQ上級インストラクターとして活躍されている
伊藤智博さん(上記写真)が手がけた商品で
秋田市で購入できる場所は2か所だけ。
できたてを食べたい場合は、
秋田県初のルーフトップBBQスペース〈肉広場〉でも食べられます。
パリッと、ギュッと、ジューシーで
香り高いフランクフルトをぜひお試しください。
そしてもうひとつは、あきた舞妓の御祈願付きの
期間・数量限定の超縁起のいいドロップをご紹介します。
「福が舞い込む」として昔から縁起がいいとされているのが、舞妓さん。
そんな舞妓さんが実際に祈願をした
大変縁起のいいお土産が〈福の石 あきた舞妓 米粉ドロップ〉です。
パワーストーンに見立てた
ドロップには秋田県産の米粉が使用され、現在は第2弾として
あきた舞妓の〈緒叶羽〉バージョン(ガーネット・イチゴ味)が販売されています。
第3弾あきた舞妓〈佳乃藤〉も、近々発売予定です。
ここでしか手に入らないあきた舞妓グッズが気になった方は、ぜひお問い合わせを!
information
ルーフトップBBQスペース肉広場(要予約)
住所:秋田県秋田市大町5-2-15 川反ウイングビル屋上
TEL:090-4315-4871
Web:http://nikuhiroba.com/about/
※ポルミート秋田市民市場店では販売のみ行っています。
住所:秋田県秋田市中通4丁目7-35 市民市場内
information
株式会社せん
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重久 愛 しげひさ・いつみ
「死ぬまでには一度は行きたい場所」で知られる鹿児島県与論島出身。2019年に縁あって秋田県秋田市にIターン。よそ者から見た秋田市の魅力や移住に至る経験を生かして、秋田市の地域おこし協力隊に着任。YOGAを生かした地域交流を図る事業や、移住者を受け入れる市民団体事業をプロデュース中。山菜採りにすっかり夢中に。自称「立てばタラの芽、座ればバッケ、歩く姿はコシアブラ」。
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