具材は? 味噌or醤油派?
地域性を楽しむ
「わたしのまちのお雑煮」

今月のテーマ 「わたしのまちのお雑煮」

お正月にかかせない料理「お雑煮」。
主に元旦から数日にわたって食す、餅が入った汁仕立ての料理、
という様式は全国的に共通しているものの、
具材や味つけは地域によってさまざまという、類稀な料理です。

住まう地域と、ほかの地域のお雑煮を比べてみて、
「こんな具材が入るなんて!」という驚きも楽しい!

今回は、日本各地にI・Uターンした皆さんに、
移住先で出合ったお雑煮や、故郷のお雑煮との比較など、
各地のお雑煮事情を教えてもらいました。

■北海道エリア

【北海道羅臼町】 旨みたっぷり! 羅臼昆布×鮭節の出汁でいただくお雑煮

羅臼町のお雑煮。

焼いた角餅と、彩りのナルト。具だくさんの羅臼町のお雑煮。

北海道には、もともとお雑煮は存在しませんでした。
それは、アイヌの食文化にお雑煮がなかったからです。

明治時代に入植した開拓者それぞれのお雑煮が混ざり合ってできたものが、
現在の北海道のお雑煮となっています。

地域の方にお雑煮をつくってもらいました。

羅臼町のお雑煮に、コレという形式はありませんが、
この地域だからこそ実現できるお雑煮を紹介します。

羅臼町には、“昆布の王様”とも呼ばれる「羅臼昆布」と、
産卵後の脂が抜け落ちた鮭を利活用した「鮭節」があります。

濃い出汁がとれる、和食には欠かせない羅臼昆布。

濃い出汁がとれる、和食には欠かせない羅臼昆布。

北海道の一部でしか製造されていない鮭節。鰹節とはまた違う旨みがあります。

北海道の一部でしか製造されていない鮭節。鰹節とはまた違う旨みがあります。

これらの合わせ出汁に、醤油で味つけし、
具材には、鶏肉、にんじん、ごぼう、しいたけ、焼き餅が入ります。
昆布×鮭節の黄金出汁による旨みたっぷり! 羅臼ならではの味です。

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大石陽介 おおいし・ようすけ

1988年静岡県焼津市生まれ。大学卒業後、静岡県の小学校教諭として富士山の麓で8年勤務。うち2年間は青年海外協力隊(JICA)としてモンゴルへ。現地の小中高一貫校で先生方へのアドバイス・子どもたちへの指導にあたる。現在は、羅臼町の地域おこし協力隊として、「ソトから見た羅臼」という視点でまちの魅力を発信中。町内のあちこちへ出向き、取材から撮影、編集までをひとりでこなす。

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大石陽介/淀 大祐/小川ちひろ/大場美奈/進藤菜央子/杉田夕子/本多紗智/若井 憲/古冨竜也 Yosuke Ohishi, Daisuke Yodo, Chihiro Ogawa, Mina Ohba, Naoko Shindo, Yuko Sugita, Sachi Honda, Ken Wakai, Tatsuya Furutomi

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