〈釧路マーシュ&リバー〉で メッカの釧路川でカヌー体験 絶景の釧路湿原をゆく

翼を広げると2メートル近くの大きさになるオジロワシ。川のそばで長年営巣しているつがいがいるそう。(photo:釧路マーシュ&リバー)

タンチョウやエゾシカなど野生動物との出合いも、ツアーの大きな魅力です。
この日は川のそばで営巣しているオジロワシが魚を狙うところ、
黒毛のミンクが木登りするところに遭遇。5〜7月上旬は野鳥の鳴き声が響き、
10月には渡り鳥のハクチョウやヒシクイが羽休めするなど、
季節によってさまざまな野生動物の営みを感じられます。

ツアーのゴール、岩保木水門近くのカヌーポートに姿を現した黒毛のミンク。

ガイドの斉藤さんは釧路出身。子どもの頃はカエルの卵をとったり、
凍った湖でスケートをしたり、国立公園に指定される前の湿原を遊び場にして育ちました。
地元で就職し、当初は休日のアルバイトでカヌーガイドを務めていましたが、
2005年に脱サラして釧路マーシュ&リバーを設立。
「すばらしい景色を眺めるだけでもお客さんは70点をくれるかもしれない。
でもそれだけでは気づかない自然情報をガイドが伝えることで
満足度を100点にできるはず。サプライズ(野生動物との出合い)があれば120点でしょう」

湿原のシンボルでもある特別天然記念物のタンチョウ。(photo:釧路マーシュ&リバー)

斉藤さんは北海道知事が認定する「北海道アウトドアガイド」の資格も持ちます。
これはアウトドア活動を安全に行うため必要な知識や技術を有している証。
ツアー中止の判断や、安全マニュアルなどをしっかり運用し、
絶対に事故を起こさないという責任感をもってガイドにあたっています。