〈カールベンクス古民家民宿YOSABEI〉 200年の時と住まう、佐渡の農家民宿

自家製野菜と佐渡のグルメを召し上がれ

こちらに泊まったら、お楽しみは朝。
周子さんが自家製の無農薬野菜と佐渡産の食材を使い、朝ごはんをつくってくれます。
佐渡に来て、初めて農業に挑戦したという夫妻。野菜づくりは本で学んだり、
近所の農家さんから教えてもらいながら試行錯誤したそうです。

仲塚家の畑でとれた無農薬野菜。佐渡では近年、トキと共生し生物多様性を保全する「生きものを育む農法」も行われている。

仲塚家の畑でとれた無農薬野菜。佐渡では近年、トキと共生し生物多様性を保全する「生きものを育む農法」も行われている。

この日のメニューは、タラの塩焼き、蒸し野菜、
完熟梅のドレッシングでいただくサラダ、卵焼き、にんじんのきんぴら、
お吸いもの、YOSABEIの田んぼで収穫された特Aランクのお米を使った
さつまいもと栗の炊き込みご飯。

サラダにはルッコラ、サンチュ、水菜、ディルなど、葉野菜がたっぷり。
とにかく野菜の種類が豊富なのがうれしい。これぞ、農家民宿の醍醐味です。

左が鉄鍋でじっくりと炊き上げた炊き込みご飯。お味噌汁の具は、トビウオのすり身団子。トビウオのすり身は、佐渡のソウルフード。

左が鉄鍋でじっくりと炊き上げた炊き込みご飯。お味噌汁の具は、トビウオのすり身団子。トビウオのすり身は、佐渡のソウルフード。

「佐渡の食は、おいしいものがたくさんある新潟市の人が
わざわざ食べにくるくらい、特別なんです。
ワタリガニなんかも安く売っていますし、市場をまわるだけでも楽しいですよ。

日本酒は〈エールフランス〉のファーストクラスで出している〈真野鶴〉や
世界に展開するレストラン〈NOBU〉でも出している〈北雪〉などが有名ですが、
ほかにもおいしいお酒がたくさんあります。
夫のおすすめは〈加藤酒造〉さんの〈金鶴〉、
私が最近気に入っているのは〈逸見酒造〉さんの〈至〉です。

夕食はおつくりしていないのですが、というのも、
近くにおいしいお店がたくさんあるので、食べに行っていただきたいんです。
ぜひ、たくさん食べて飲んで、おいしいものを持って帰ってください」と、周子さん。

佐渡へ行くなら、グルメを堪能するべし。
YOSABEIの近隣には〈長三郎鮨〉をはじめとする名店が揃っており、
佐渡最大級の直売所〈よらんか舎〉や、
地元のお母さんたちが店頭に立つ〈うまいもんや〉などの直売所・市場も。
暮らすように泊まりたいという方には、キッチンで料理をしたり、
ケイタリングを頼み、家の中でゆっくり過ごすのもおすすめです。

青の家にも薪ストーブが。食後は薪ストーブを囲んでのんびりおしゃべりを。

青の家にも薪ストーブが。食後は薪ストーブを囲んでのんびりおしゃべりを。

2020年4月からは、育児のために休んでいたカフェも再開予定。
自家製野菜をじっくり煮込んだカレーや、
佐渡の牛乳と新潟市の卵をたっぷり使った、とろける食感のプリンなどがいただけます。

「この家を直していたときに、近所の方に
“ここは何になるの? 近所にお茶を飲むところがほしいわ”と言われて、
そう言ってくださるならカフェスペースもつくろう、と始めたんです。
そうやってみなさんの声に応えながらいまのかたちになりました。
地元の方たちのお力添えがなければいまの暮らしもないし、
長屋門も直せなかったと思います」と、周子さん。

壁には周子さんの母であり、作家として活動する仲塚庸子さんの作品も展示。

壁には周子さんの母であり、作家として活動する仲塚庸子さんの作品も展示。

また、周子さんは佐渡市の移住コンシェルジュとしても活動しているそう。
移住を検討しているなら、こちらに滞在して
佐渡暮らしを体験してみるのもいいかもしれません。

現代の建築技術で蘇った木の家は、なんとも居心地のいい、ほっとくつろげる空間。
佐渡へおでかけの際は、ぜひ。

information

map

カールベンクス古民家民宿YOSABEI

住所:新潟県佐渡市三瀬川549

TEL:0259-67-7284

宿泊料金:母屋 1泊朝食付1名あたり9000円~(税別)/青の家 1棟貸切 32000円(税別)

Web:http://sado-japanese-newold.jimdo.com/