〈LIS〉長岡の魅力が集結! 食とライフスタイルを提案する 森の中のセレクトショップ

型にとらわれない、LISのオーナーたち

3人のオーナーは、それぞれにまったく違った事業を展開しています。
それも、ちょっと風変わりで新しい、アイデアに満ちた事業形態。

LISのオーナーたち。左から、〈ブックスはせがわ〉の長谷川敏明さん、〈たつまき堂〉の猪俣雄大さん、〈FARM8〉の樺沢敦さん。

LISのオーナーたち。左から、〈ブックスはせがわ〉の長谷川敏明さん、〈たつまき堂〉の猪俣雄大さん、〈FARM8〉の樺沢敦さん。

FARM8の樺沢さんは、長岡の地域資源を活用した、
加工品の開発やプロデュースを行っています。

新潟は国内でも有数の酒どころ。
日本酒を絞る際に出る酒かすは、栄養価が高いことは知られるものの、
ほとんどは産業廃棄物として処分されています。

その酒かすを用いて、さまざまな商品を開発してきたFARM8。
例えば、まるでフローズンヨーグルトのような、
なめらかな味わいの「酒かすジェラート」、
お湯を注ぐだけでおいしく飲める「酒かすドリンク」、
さまざまな料理に活用できる「酒かすパウダー」など。
暮らしに気軽に発酵食品がとり入れられるとあって、じわじわ人気を集めています。

酒かすジェラート〈醸グルト JOGURT〉。アルコールや動物性乳製品は含まないので、子どもや乳製品アレルギーを持つ人も安心して食べられます。写真はプレーン、濃厚かつ爽やかな味わいのストロベリー、生チョコのような滑らかさのショコラ。

酒かすジェラート〈醸グルト JOGURT〉。アルコールや動物性乳製品は含まないので、子どもや乳製品アレルギーを持つ人も安心して食べられます。写真はプレーン、濃厚かつ爽やかな味わいのストロベリー、生チョコのような滑らかさのショコラ。

ほかにも、新潟県産コシヒカリを焙煎した〈玄米コーヒー〉や、
“日本酒版サングリア”として楽しめる〈ぽんしゅグリア〉、
醸造のまち・摂田屋の、複数の醸造蔵の商品をひとつにまとめた「発酵セット」など、
そんなアイデアがあったか! と、発見と驚きのある商品がずらり。

FARM8が手がけた加工食品の数々。贈り物用に購入する人も多いのだとか。

FARM8が手がけた加工食品の数々。贈り物用に購入する人も多いのだとか。

たつまき堂の猪俣さんは、もともとはインポートの服や
雑貨をメインに扱うお店を展開していたそう。

「この仕事はもう18年くらい。畳2枚分のスペースから始めたお店なんです。
でも7年前に子どもが生まれてから、ガラッと変わって。
子どもも安心して食べられる『一番イケてるもの!』と思うものを集めていったら、
マクロビオティックや、オーガニックに行き着いたという感じですね」(猪俣さん)

LIS以外にも、自然派食品やMade in Japanの服と、
立ち飲み喫茶を併設した店舗を持つ猪俣さん。
さらには地元の豆腐店の棚を借りて、オーガニック食品を販売するなど、
型にはまらない事業形態をとっています。

たつまき堂がセレクトした自然派食品。小さな子どものいる世代に特に人気。

たつまき堂がセレクトした自然派食品。小さな子どものいる世代に特に人気。

ブックスはせがわの長谷川さんは、もともと書店経営だったのを
突如、お店を持たないスタイルに転向。
さまざまなイベントに出店しながら、美容室、ギャラリー、
服屋といった、店舗に置く本の提案やセレクト、
ときにはショップと本のコラボレーション企画などを行っているそう。
現在もLISを拠点にしながら、“移動本屋”として活動中。

長谷川さんの本のチョイスには定評があり、
樺沢さんが「ファンのつく本のセレクト」というのも納得のラインナップ。
LISでは、食関連、地域づくり関連といったテーマで
頻繁に本の陳列を変えているのだとか。
また活動範囲の広さから、写真家、陶芸家といったアーティストとのつながりも深く、
長谷川さん経由で、2階で行われる展示が開催されることもしばしば。

ブックスはせがわのコーナー。本だけではなく、かわいい雑貨も。今年開催される〈大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ〉関連の商品も並べる予定。

ブックスはせがわのコーナー。本だけではなく、かわいい雑貨も。今年開催される〈大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018〉関連の商品も並べる予定。

長岡生まれの3人は、互いのことは知っていたものの、
昔から接点があったわけではなかったそう。
ですが、樺沢さんがふたりをスカウトし、共同運営を始めて1年半。
地域のさまざまなネットワークを持つ長谷川さんや猪俣さんを介し、
それについてきてくれるお客さんなど、良質なつながりが生まれ
相乗効果をもたらしているといいます。

「私たちも知らなかった、長岡のまだ見えていない“底”に出合えますよ。
2階のギャラリーも、地域に眠っている個性派アーティストの出口や媒体として
使ってもらえるとうれしいですね」(樺沢さん)

店内には木のオブジェがいっぱい。木の実をとるような感覚で、地元の産物や自然派食品を手にとってほしい、という意味がこめられているそう。

店内には木のオブジェがいっぱい。木の実をとるような感覚で、地元の産物や自然派食品を手にとってほしい、という意味がこめられているそう。

長岡という地域に眠る、まだまだ知られざる可能性に出合える場所として、
着々とファンを増やすLIS。
ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?

『新潟のつかいかた』でも〈FARM8〉と樺沢敦さんの活動について
詳しく紹介しています。記事はこちらから↓

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長岡でムーブメントを起こす!
〈FARM8〉代表・樺沢敦さん']

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LIS 

*現在は営業形態を変え、移転しています。

http://lis.farm8.jp/