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posted:2016.3.29 from:兵庫県神戸市 genre:活性化と創生
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
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Supported by 神戸市
神戸に元町〜三宮間をキャンパスとした、
誰でも参加できる大学があります。
その名も〈神戸モトマチ大学〉。
これは、2011年に始まったプロジェクト。
神戸のまちや世界で活躍する人が先生となり、
まちづくりやビジネス、ライフスタイルなどについてレクチャーします。
モデルとなったのは、神戸と同じ150万人規模のまちでありながら、
ユニークな個性を放つポートランドやストックホルム。
ポートランドやストックホルムなどの都市に共通しているのは、
おもしろい人同士がすぐに“友だちの友だち”でつながり、
親密なネットワークが築かれていること。
小さな都市では、そうしたつながりの強さが
まちの持つ力を最大限に引き出しているのだそうです。
この大学では、神戸の人たちを“友だちの友だち”の距離につなぎ、
お互いの発想が新しいアイデアを
生みだすまちにしたい——そんなつながりをつくっていくことを目的としています。
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神戸モトマチ大学は、授業のかたちが流動的でユニーク。
会場は講座ごとに変わり、
神戸で活躍する人がレクチャーを行う基本講座や、
カンファレンスイベント〈Sparks!〉、
市外から講師を招き、まちづくりなどを学ぶ講義〈Plus+〉、
まちなかをキャンパスに開催される課外授業〈ピクニック〉など、
さまざまなかたちの講座があります。
これまでに開催された講座は、以前コロカルにもご登場いただいた
NPO法人グリーンバレー理事長の大南信也さんによる〈人を引きよせる 神山のまちづくり〉、
ホザナ幼稚園の理事長 小西忠禮さんによる〈たべることから、はじめたい〉、
珈琲焙煎店〈まめや総本店〉とのコラボレーションによる
農学部青空ゼミ2〈珈琲焙煎のおみせ〉などなど。
魅力的な講座がいっぱいです!
〈Sparks!〉は、新しい生活をデザインするアイデアや取り組みについて、
ショートプレゼンと映像によって発信するカンファレンスイベント。
映像はアーカイヴされ、公式サイトやYouTubeでみることができます。
神戸モトマチ大学代表の村上豪英さんによるショートプレゼンテーション〈神戸モトマチ大学Sparks!について〉2012年7月12日に開催された〈Sparks!〉第1回より。
4月14日(木)は、株式会社ファミリア代表取締役 岡崎忠彦さんによる
基本講座〈老舗企業の変わりかた〉、
5月26日(木)はCode for Kobe代表 大山雄輝さんによる
基本講座〈まちのために ICTができること〉の開催が予定されています。
最新情報は、Facebookや公式サイトからご覧ください!
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