地域紹介の似顔絵マップ、
更新を続けて6年! 
まちの変化の大切な記録となって

地域の話題を入れ込んで、次第に充実!!

私が住む北海道・岩見沢の山あいの地域を紹介するマップづくりを始めたのは2017年。
マップの名前は〈みる・とーぶmap〉
この地域一帯は東部丘陵地域と呼ばれていて、
「東部」を「見る」で〈みる・とーぶ〉とつけた。

毎年欠かさず更新を続けていて、今回で6度目の更新となる。
表面は写真とスポット紹介、裏面は似顔絵マップとなっていて、
似顔絵の制作やデザインも私が担当している。
当初は、いわゆる観光スポット的な場所の少ない地域にあって、
いちばんの魅力はそこに暮らす人なのではないかと考えて、
似顔絵がメインのマップとなっていた。
表面には、この地域がさまざまなエリアに分かれていたため、
その特徴をざっくりと紹介してきた。

2017年、最初につくったマップ。表面では万字、毛陽、美流渡、朝日などエリアごとの特徴を紹介。

2017年、最初につくったマップ。表面では万字、毛陽、美流渡、朝日などエリアごとの特徴を紹介。

それがやがて年を重ねるごとに、ゲストハウスや体験施設が増え、
旅人が立ち寄れるスペースもできたことから、
店舗などの紹介コーナーを設けるようになっていった。

昨年のもの。店舗など立ち寄れるスポットが増えている。

昨年のもの。店舗など立ち寄れるスポットが増えている。

今年の更新では、思い切ってイメージを大きく変えることにした。
表紙となる部分には、これまで「みる・とーぶ」のロゴマークを掲載していたのだが、
今回からは美流渡に3年前に移住した画家・MAYA MAXXさんが描いたクマの顔に。
また、クマのまわりにはMAYAさんが描いてくれたハートを散らした。

右側が表紙の部分。地域全体を示したマップにはMAYAさんが描いたクマの絵がどこで見られるのかのポイントも入れた。

右側が表紙の部分。地域全体を示したマップにはMAYAさんが描いたクマの絵がどこで見られるのかのポイントも入れた。

そして一昨年、昨年とMAYAさんが地域のさまざまな場所に描いた
絵についての紹介コーナーを設けた。
それは看板やシャッターといった平面だけではない。
赤字が続いていた路線バスが廃止され、
昨年春より運行が始まったコミュニティバスの車体にも絵が描かれた。
そのほか、MAYAさんの活動拠点となっている旧美流渡中学校をはじめ、
巨大な食品倉庫に描いたクマなど、地域にひとつまたひとつと絵が増えている状況も紹介。
いずれの絵もバス路線にそって設置されているので、
バスに乗りながらMAYAさんの絵を見る旅もできるようになっている。

左下がコミュニティバスの紹介。右側がMAYAさんの絵が見られるスポット紹介。

左下がコミュニティバスの紹介。右側がMAYAさんの絵が見られるスポット紹介。

コミュニティバスの車窓からもMAYAさんの絵を見ることができる。(撮影:久保ヒデキ)

コミュニティバスの車窓からもMAYAさんの絵を見ることができる。(撮影:久保ヒデキ)

writer profile

來嶋路子 Michiko Kurushima
くるしま・みちこ●東京都出身。1994年に美術出版社で働き始め、『みづゑ』編集長、『美術手帖』副編集長など歴任。2011年に東日本大震災をきっかけに暮らしの拠点を北海道へ移しリモートワークを行う。2015年に独立。〈森の出版社ミチクル〉を立ち上げローカルな本づくりを模索中。岩見沢市の美流渡とその周辺地区の地域活動〈みる・とーぶプロジェクト〉の代表も務める。
https://www.instagram.com/michikokurushima/
https://www.facebook.com/michikuru

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