ギターを演奏するソエジマトシキとアジカン後藤

音が鳴る県、静岡。

楽器のまち・浜松、音楽フェスでにぎわう富士山麓、街角にライブや大道芸がある静岡市。この土地で、アーティストたちはどう暮らし、何を生み出しているのか。静岡を拠点に活動する人々を訪ね、ここで表現を続ける理由を探ります。
静岡県藤枝市のレコーディングスタジオ「MUSIC inn Fujieda」にいるASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さん(撮影・五十嵐一晴氏)
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若い音楽家に「失敗できる時間」を。アジカン・後藤正文らが静岡県藤枝市につくった、泊まれるスタジオ
静岡県藤枝市、旧東海道の宿場町として栄えた藤枝宿。その一角に2026年3月、宿泊できるレコーディングスタジオ「MUSIC inn Fujieda」がオープンした。立ち上げたのは、隣接する島田市出身のASIAN KUNG-FU GENERATION・後藤正文さん。なぜ故郷・静岡にこの場所をつくったのだろう。
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ホームスタジオ〈Kimama Studio〉でギターを演奏するネオ・ソウル・ギタリストのソエジマトシキさん(撮影:五十嵐一晴氏)
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ハードワークのために静岡へ。YouTube登録者45万人、世界が注目するギタリスト・ソエジマトシキ
やわらかな音色と心地よいグルーヴで、世界中のリスナーを魅了するネオ・ソウル・ギタリスト、ソエジマトシキさん。5年前、活動の拠点を首都圏から静岡市へ移した彼の目的は、のんびり暮らすことではなく、音楽にいっそう打ち込むため。日々を過ごす部屋と新たに構えたスタジオを訪ね、静岡で広がった活動や、街の人々とのつながりについて聞いた。
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Credit
  • PHOTO:KAZUHARU IGARASHI
  • TEXT:MINORI OKAJIMA
  • EDIT:SHO KASAHARA

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静岡県は、雄大な富士山と豊かな海、山々の自然に恵まれた地域です。世界遺産の富士山をはじめ、駿河湾や伊豆半島の美しい海岸線、南アルプスの山々など、多彩な風景が広がります。温暖な気候のもと、お茶やみかん、わさびなどの農産物が育まれ、各地に豊かな食文化が根づいています。歴史ある宿場町や温泉地、地域ごとに受け継がれてきた祭りや伝統工芸も魅力。海と山の恵み、歴史と文化が日々の暮らしに溶け込み、訪れる人を穏やかに迎えてくれる地域です。

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