odekake
posted:2016.5.5 from:沖縄県浦添市 genre:旅行
〈 おでかけコロカルとは… 〉
一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。
editors
沖縄CLIP
沖縄クリップは、沖縄の隠れた魅力や新しい情報を、沖縄在住のフォトライターが中心となって美しい写真とともに世界に発信し、沖縄の観光産業に貢献するという目的のプロジェクトです。沖縄が大好きな皆さまとさまざまなかたちでコラボレーションし、ともにつくりあげる新しいかたちの観光情報メディアを目指しています。
編集長 セソコマサユキ
http://okinawaclip.com/
writer profile
Masayuki Sesoko
セソコマサユキ
フリーランスの編集者。沖縄CLIP編集長。2012年に沖縄へ移住。取材執筆、イベントのディレクションなどを通して、自分なりの目線で沖縄の魅力を発信するべく活動中。著書に『あたらしい沖縄旅行』『あたらしい離島旅行』(ともにWAVE出版)がある。
http://okinawaclip.com/ja/detail/702
浦添市港川にある〈PORTRIVER MARKET〉。
かわいらしい外人住宅(*)の青い扉を開けて中に入れば、
沖縄ものをはじめ、以前BEAMSに勤めていたオーナー、
麦島哲弥さんと美樹さんの目で見て、
そのつながりのなかでセレクトされたセンスのいい雑貨が並びます。
やちむん(焼き物)のように人気のものだけではなく、
勝山シークヮーサーとLa Cucinaとのコラボ商品〈シアバタープラス シークヮーサー〉、
豊見城市にある大城海産物加工所の〈沖縄アンチョビ〉など、
沖縄の人が見てちょっと珍しいと感じるものも。
パッケージもかわいい〈憩豆(ゆくいまーみ)〉
〈nantiti〉〈ざわわ〉は、沖縄限定のお菓子。
方言の使われたパッケージには、画家・新城喜一さんの文字や
写真家・東松照明さんの作品『コザ/1977』から写真を引用するなど、
沖縄土産としておしゃれでうれしいこだわりが。
沖縄のものだけではなく、陶芸家・横山玄太郎さんのひげの箸置きや、
BEAMS PLUSのディレクターを務めていた草野健一さんによるブランド
〈KENNETH FIELD™〉のPORTRIVER MARKET別注デニムエプロンなど、
県内外問わず、ほかではあまりお目にかかれないものにも出会えます。
また、店内では沖縄の旬のフルーツやスーパーフードなど、
10種類ほどの素材を使用した〈今週のスペシャルスムージー〉や
〈アサイースムージー〉、酵素シロップ入りのソーダも販売しているので、
お庭の席でちょっと休憩していくこともできますよ。
誰が訪れてもきっと楽しい出会いがある、ここは、そんなセレクトショップなのです。
* 外人住宅:在日米軍の軍人や家族のために建設された米軍ハウス。1972(昭和47)年の沖縄返還後より民間に貸し出されるようになり、白い外壁、四角い建物というシンプルさが好まれ、住宅や店舗として人気を集めています。現在では「外人」という言葉が差別に当たるという指摘もありますが、沖縄では「外人住宅」という固有の表現が浸透しているため、ここではあえてそのままの言い方を使用しています。
information
PORTRIVER MARKET
住所:沖縄県浦添市港川2-15-8 #30
TEL:098-911-8931
営業時間:月・水・金曜日 9:00~18:00、火・木・土曜日 12:30~18:00
定休日:日曜日・祝日
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