odekake
posted:2016.2.27 from:兵庫県淡路市 genre:旅行
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〈 おでかけコロカルとは… 〉
一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。
text & photograph
Yoshiaki Tamura
田村慶明
たむら・よしあき●奈良生まれ、大阪在住。ライター&フォトグラファー。大阪のデザイン会社、印刷会社、編集プロダクションを経て2010年よりフリーで活動。京阪神を中心に雑誌やWebなどの編集・広告の制作を行う。ランニングと筋トレと旅行と陶芸が趣味。
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瀬戸内海随一の大きさを誇る淡路島は海に囲まれているため、もちろん漁業も盛ん。
数多くの漁港が島をぐるっと囲むように点在するなか、
こちらの岩屋漁港は最北端に位置しています。
淡路ICより車で10分、明石海峡大橋のふもとにある
〈道の駅あわじ〉より車で3分ほどの青い屋根が目印です。
前晩から早朝にかけて漁獲された魚介たちを水揚げし、
毎日お昼12時半より活気に溢れたセリが始まります。
そのため昼前から徐々に漁船や魚介が集まり始め、漁港内はあわただしい雰囲気に。
2月の取材時には、サヨリやキスをはじめ、小アジにタチウオ、
ヒラメ、あわびなどの旬の魚介が見られましたが、
春ならイカナゴやメバル、夏はハモにアナゴ、秋は平アジにカレイなど。
とにかく一年中、いろんな旬魚がここには集まってきます。
サバやアジなどの漁獲量も多く、関西はもちろん
遠くは東京・築地まで出荷しているそうで、魚質も自慢なんですよ。
ところで、この港に集まってくるのはなにも魚だけではありません。
岩屋近辺の海域は釣り好きからも人気の高いエリアで知られています。
足場のいい波止も多く、渡船も行っているため、
週末には多くの釣り人が足を運ぶとか(岩屋渡船1500円/1名、金~月、祝のみ)。
まだ寒い時期だったため、淡路島自慢のシラスが見られなかったのは
少し残念でしたが、春にはこれを楽しみに訪れてもいいかもしれませんね。
ちなみに岩屋漁港は観光スポットというわけではありませんが、
少人数での見物なら事前に相談を。
皆さんやさしい方ばかりなので、快く受けていただけますよ。
淡路島にはほかにも、魅力的な漁港がたくさん。
あちこち巡ってみると、この島は昔も今も、
海の恵みで満ちあふれているのだと、きっと感じられるはず。
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岩屋漁港
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