odekake
posted:2016.2.18 from:沖縄県那覇市 genre:旅行
〈 おでかけコロカルとは… 〉
一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。
editors
沖縄CLIP
沖縄クリップは、沖縄の隠れた魅力や新しい情報を、沖縄在住のフォトライターが中心となって美しい写真とともに世界に発信し、沖縄の観光産業に貢献するという目的のプロジェクトです。沖縄が大好きな皆さまとさまざまなかたちでコラボレーションし、ともにつくりあげる新しいかたちの観光情報メディアを目指しています。
編集長 セソコマサユキ
http://okinawaclip.com/
writer profile
Sandy
サンディー
埼玉県出身。美大を卒業後、東京でグラフィックデザイナーとして活動。その後渡米しアメリカのアートイベントBurningmanで誰よりも砂まみれになり、砂女=Sandyと名付けられる。5年前に沖縄に移住し、現在はグラフィックデザインの仕事をしつつフリーランスのフォトグラファーとして活動中。
http://okinawaclip.com/ja/detail/709
那覇の国際通りから少し入った、美栄橋(みえばし)駅の近くという
とても便利なロケーションに月光荘はあります。
まだ“ゲストハウス”というものがあまり知られていなかった1999年に開店した、
那覇でも老舗のゲストハウスです。
ゲストハウスとは旅館やホテルよりも割安で泊まれ
通常ドミトリーといわれる大部屋があり、トイレ・風呂などが共同の宿泊施設です。
けれどもゲストハウスの大きな醍醐味はやはり、旅行者同士の交流や情報交換でしょう。
特にこの月光荘はオーナー自ら“泊まれる飲み屋”というように
宿泊客はもちろんのこと、連日近所の人たちまで集まって大にぎわい!
なぜかスタッフもお客さんも楽器を弾ける人が多いので
夜がふけるとみんなそれぞれに唄いだしたり、
ゆんたく(おしゃべり)したり、踊りだしたりする人も。
夕飯はひとつのお皿をみんなでつつきあって
初対面の人でもいきなり大家族の一員になったような雰囲気が味わえます。
ひとりでふらっと泊まっても、その場で友人になった人と
翌日一緒に観光地をまわるなんてことも。
けれども昼は那覇の中心とは思えない、木々の豊富な木漏れ日の縁側で
ゆったりまったり過ごすこともできます。
味のある日本家屋は、常にスタッフたちのDIYで進化中です。
隣には、併設のバー〈つきのわ〉も。
こちらに朝から昼までオープンする
〈つきのわ食堂 朝ごはん屋 てんこもり〉も人気があります。
もしかしたら、どこかで見たことがある建物だと思った方もいるかもしれません。
そう、ここは漫画『アフロ田中』に出てくる
〈月見荘〉というゲストハウスのモデルになった場所なのです!
運がよかったら、漫画のキャラクターのモデルになった人物にも
会えるかもしれませんよ。
information
ゲストハウス月光荘
住所:沖縄県那覇市牧志1-4-32
TEL:098-862-5328
宿泊料金:ドミトリー1500円~、個室(1名1室)2500円~、個室(2名1室)4000円~
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