odekake
posted:2016.2.20 from:沖縄県那覇市 genre:旅行
〈 おでかけコロカルとは… 〉
一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。
editors
沖縄CLIP
沖縄クリップは、沖縄の隠れた魅力や新しい情報を、沖縄在住のフォトライターが中心となって美しい写真とともに世界に発信し、沖縄の観光産業に貢献するという目的のプロジェクトです。沖縄が大好きな皆さまとさまざまなかたちでコラボレーションし、ともにつくりあげる新しいかたちの観光情報メディアを目指しています。
編集長 セソコマサユキ
http://okinawaclip.com/
writer profile
Kiwamu Ogawa
小川 研(Qey Word)
東京都出身。雑誌『Begin』や『家庭画報』(共に世界文化社)エディター/バイヤーなどを経て、2008年沖縄移住。フリーマガジン『be-o』(株式会社 宣伝)編集長などを務めた後、2012年よりフリーランス(エディター/ライター/カメラマン)。観光ガイドブックやwebサイト、広告媒体等でジャンルを問わず活動中。
http://okinawaclip.com/ja/detail/716
ゴールデンウィークの沖縄でビッグイベントといえば、
なんといっても〈那覇ハーリー〉!
毎年豊漁や海の安全を祈って、うりずん(沖縄の言葉で“初夏”)の海風が心地いい
ゴールデンウィークに行われる、伝統のお祭りです。
41回目を迎えた2015年は、県内外および国外から計21万人(!)が足を運び、
那覇新港ふ頭を、爽やかな笑顔で包み込みました。
このお祭りでは、三艘の“爬竜船(はりゅうせん)”が疾走する海上と、
ふたつの特設ステージや屋台が出店する陸上、それぞれが舞台になります。
海上で行われるハーリーは、日によって内容が異なります。
初日は中学生や一般チームによる競漕、
2日目は飛び入り参加もOKな爬龍船体験乗船、
最終日は一般競漕、そして祭りの大トリとなる
〈御願(うがん)バーリー〉(古式伝統を受け継いだゆっくりと港内を回遊する儀式)と
〈本バーリー〉(伝統的な競漕)が行われます。
県外から訪れる方は、やはり2日目の体験乗船に挑戦してみてください。
係員のお兄さんたちが、気さくにシャッターを押してくれるので、
思い出の写真を持ち帰れますよ。
陸上の特設ステージでは、沖縄の人気アーティストによる音楽ライブやお笑いステージ、
地元の少年たちによるエイサーや相撲選手権などなど、さまざまなイベントが目白押し!
子ども用のアトラクションや出し物も充実しているので、家族連れはもちろん、
友だち同士やカップルなど、どなたでも、どのタイミングで来ても、
存分に楽しめることうけ合いです。
そしてもうひとつの見どころは、その日の最後を締めくくる盛大な花火です。
那覇の夜空と水面に写る光のファンタジーを満喫できます。
ところで沖縄では、ゴールデンウィーク後に梅雨が始まるといわれています。
天候と相談しつつ、日程を組んでみてくださいね。
なお、入場はもちろん無料ですが、会場には駐車場がありませんのでご留意を。
沖縄好きなら、一度は見たい&乗りたい爬龍船。
船上でお待ちしておりますよ!
information
那覇ハーリー
会場:沖縄県那覇市港町那覇港新港ふ頭
開催日:毎年5月3日~5月5日
お問い合わせ:098-862-1442(那覇市観光協会)098-862-3276(那覇市観光課)
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