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〈ピパーチキッチン〉
島の恵みをいただく
那覇の小さな食堂

おでかけコロカル|那覇編

posted:2016.2.20   from:沖縄県那覇市  genre:旅行

〈 おでかけコロカルとは… 〉  一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。

editors

沖縄CLIP

沖縄クリップは、沖縄の隠れた魅力や新しい情報を、沖縄在住のフォトライターが中心となって美しい写真とともに世界に発信し、沖縄の観光産業に貢献するという目的のプロジェクトです。沖縄が大好きな皆さまとさまざまなかたちでコラボレーションし、ともにつくりあげる新しいかたちの観光情報メディアを目指しています。
編集長 セソコマサユキ
http://okinawaclip.com/

writer profile

Masayuki Sesoko

セソコマサユキ

フリーランスの編集者。沖縄CLIP編集長。2012年に沖縄へ移住。取材執筆、イベントのディレクションなどを通して、自分なりの目線で沖縄の魅力を発信するべく活動中。著書に『あたらしい沖縄旅行』『あたらしい離島旅行』(ともにWAVE出版)がある。2016年4月に新著を発売予定。
http://okinawaclip.com/ja/detail/702

まちの食堂でホッとひと息

ふたりでつくったという内装は、木を基本としていてとてもあたたかみがある。
立て板を白く塗ったカウンターの奥では、
オーナーの池城安信さんが、手際良く料理を進めている。
そのかたわらで、きびきびと動き回るのは妻のマリヤさん。

メニューは焼き魚の定食やハンバーグ、カレーなど、
誰にでも親しみのある料理なのに、
ハンバーグはおどろくほどふっくらしていたり、
カレーはスパイシーななかに複雑な深みを感じさせたり、
ピパーチキッチンの“料理”として完成されている。

ピパーチとは八重山諸島で自生する島こしょうのこと。
店名に島の素材をつけるだけあって、メニューの中でも
海ぶどうやゴーヤー、もずく、ナーベーラーなど
沖縄でとれたたくさんの恵みに出会うことができる。

店内には老若男女を問わず、
いつも地元のお客さんで賑わっている。

オシャレだけど背伸びしていなくて、
おいしい料理があって、居心地がいい。
ふたりのやさしい人柄がにじみ出ているから、
誰でも入りやすくて、また来たくなる。

ここは那覇に佇む、そんな、ちいさな食堂。

information

map

ピパーチキッチン

住所:沖縄県那覇市西2-6-16

TEL:098-988-4743

営業時間:月~木曜日 11:00~16:00(LO15:30) 土・日・祝 11:00~16:00(LO15:30)、18:00~22:00(LO21:00)

定休日:金曜日

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