中標津の住宅街のなかに建つ、白い壁の洋風の家。
〈LAUKIKA(ラウキカ)〉という看板のある入口を入ると、
ガラスケースのなかにこんがりと焼けた焼き菓子が並んでいます。
パウンドケーキ、エンガディナー、パルミエ、フィナンシェ、クッキーなど
伝統的な焼き菓子たち。

一見普通の家のような、真っ白な洋風の建物。

ずらりと並ぶ焼き菓子。種類が豊富でどれもおいしそう。
ご主人の長谷川洋さんが焼き菓子を焼き、
奥さまの瑞恵さんが販売を担当しています。
洋さんの実家は和菓子店だったこともあり、
幼い頃からお菓子に囲まれて育ちました。
高校生の時に、フランス料理研究家の上野万梨子さんの本に出会い、
本格的な洋菓子を学びお店を出したいと思ったそうです。
高校卒業後に関東へ上京。
10年の間に4つの洋菓子店で働き、焼き菓子づくりを学びました。
修行期間の目標としていた10年が経ち、
洋さんは中標津に戻って念願のお店を開きました。
中標津にお店を出して9年。
「なにより焼き菓子を食べるのが好き」と、
店のケーキはパウンドケーキやタルトなど焼き菓子が専門です。
ケーキ屋というと生クリームがのった生ケーキのイメージが強いせいか、
最初の頃は「焼き菓子しかないの?」
とお客さんに言われたこともあったそうです。
焼き菓子というと、お店の隅に並んでいる印象かもしれませんが、
LAUKIKAでは主役。今ではおなじみのお客さんも増えました。
店には喫茶スペースもあり、コーヒーとともに焼き菓子をいただくこともできます。
コーヒーは札幌にある〈斎藤珈琲〉のもの。
「ふたりともここのコーヒーが大好きで、
店を開く前から、斎藤珈琲さんのコーヒーに合う焼き菓子を
つくりたいって思っていたんです。
うちの焼き菓子とすぐに仲良くなる味です」(瑞恵さん)

オーガニックドライフルーツの自家製ラム酒漬けを練りこんだフルーツのケイク(330円)。焼き菓子に合うコーヒー(450円)と一緒に。
「素材を選ぶときは、自分たちの直感を大切にしています。
自分たちが食べておいしいと思ったものだけを使っていますし、
大切に作られた素材のおいしさを最大限にいかした
お菓子づくりを目指しています」(洋さん)
中標津のコッコ家や標茶町のポロニ養鶏場の卵、
別海町のブルーベリーなど、
農家さんから直接いただいた素材を使ってお菓子を作っていきます。
パウンドケーキは常時3~4種類(ひと切れ240円~)。
ほかにもアーモンドと蜂蜜が入ったフィナンシェ(3個入630円)、
バターの風味豊かなバタークッキー(470円)など定番の焼き菓子のほかに、
マロンタルトやアップルパイなど季節の果物を使った焼き菓子も並びます。

店内の喫茶スペースで、おいしいコーヒーとともにゆったりと。
開店中も絶えずお菓子を焼き続けている洋さんと、
さわやかな笑顔が印象的な瑞恵さん。
営業日は木曜から日曜と週4日。店がお休みの日も仕込みをしています。
真摯に丁寧に、心を込めて作られた焼き菓子に出会いに、
ぜひ足を運んでみてください。

「夫の焼き菓子は本当に上手だと思うし、おいしい!」と瑞恵さん。
information
LAUKIKA
ラウキカ
住所:標津郡中標津町西三条北8丁目3−1 レグルス1階
TEL:0153-72-7879
営業時間:11:00~18:00(喫茶室は16:00ラストオーダーで17:00まで)
定休日:月・火・水曜
