odekake
posted:2015.10.16 from:北海道根室市 genre:旅行
〈 おでかけコロカルとは… 〉
一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。
photographer profile
YAYOI ARIMOTO
在本彌生
フォトグラファー。東京生まれ。知らない土地で、その土地特有の文化に触れるのがとても好きです。衣食住、工芸には特に興味津々で、撮影の度に刺激を受けています。近著は写真集『わたしの獣たち』(2015年、青幻舎)。
http://yayoiarimoto.jp
writer's profile
Team YumYum
チームヤムヤム
(山本 学 ・ 山本えり奈)
旅をしながら十勝に暮らす編集デザインチーム。あいうえお表やカレンダー、すごろくやイラストマップなど、日々の楽しみをデザインする作品をつくっています。「ヤムヤム旅新聞」にて、旅やローカルな魅力を発信中。
http://www.tyy.co.jp
credit
取材協力:北海道観光振興機構
カウンター席には地元の常連さんの姿。
その日の新鮮な魚介を、善博さん、慎一郎さん親子二代で握っています。
〈すし善〉は根室で店を初めて19年。
息子の慎一郎さんは、調理師学校を卒業後、札幌の寿司屋で修行し、
15年前から店に出てお父さんを支えています。
ガラスケースには見るからに新鮮な魚介が並んでいます。
まるでほら貝のように大きな真つぶ。根室で採れる真っ赤なエゾ赤ホヤ。
ねっとりとした食感のタラバカニの内子やプツプツとした歯ざわりの外子。
昆布でしめたオヒョウ、新物のすじこなど、根室の旬が味わえる握りの数々。
シャリには道産のななつぼしが使われています。
根室産のさんまを昆布で巻いた〈根室さんまロール寿司〉(860円)もおすすめ。
根室の新ご当地グルメとして考案され、
市内7か所の飲食店で提供しているメニューです。
歯舞諸島にある貝殻島で採れ、
漁期は一年のうちわずか2〜3週間という貴重な「棹前昆布」 を使っています。
出汁に使う堅い昆布のイメージとは異なり、
透き通った柔らかくてしっかりとした旨みのある昆布です。
脂がのった根室産のサンマの旨みと、
北海道産のななつぼし、ネギや大葉、ゴマの風味でさっぱりといただけます。
地元客に愛される寿司の老舗。
根室の旬を味わいにぜひ足を運んでみてください。
information
すし善
住所:根室市梅ヶ枝町2-6
TEL:0153-22-3938
営業時間:17:00〜22:30
定休日:日曜
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