高知市から車で約2時間、四万十川中流の小さな町、
江川崎から国道をしばらく下ると、
産直市のとなりに立つ白い小さな家が目に入ってきます。
この家が、四万十の小さなケーキ屋「ストローベイルSANKANYA」。
ここではクリやトマト、アスパラガスといった
地域の食材を生かしたスイーツを楽しむことができます。

ストローベイルハウスが目印。
この白い建物は藁のブロック(ストローベイル)と漆喰を使ってつくられた
「ストローベイルハウス」と呼ばれる建築で、断熱効果や仕上がりの美しさ、
誰でも気軽に施工できることが特徴です。
この建物も地域の人たちによって建てられていたものを、中脇由美さんが主体となって、
5年前からケーキ屋さんとして使っています。
中脇さんは「西土佐の地域にたくさんの人が訪れるように」
と幼い頃からの夢だったケーキ屋さんを始めました。
また、「地元で採れた豊かな農産物を活かしたい」
という思いからSANKANYAのケーキにはかならずひとつ、
地域の食材が活かされていて、トマトやアスパラガス、
ナスなどちょっと他ではお目にかかれない変わったケーキも味わえます。
「野菜そのものの味とクリームの相性を楽しんでほしい」
という思いからケーキに使う野菜を甘く煮込んだりはせず、
旬を意識にして「あるものをある時に使う」ため
砂糖を控えて煮込んだ野菜や果物は、クリームとの相性もばっちり。
季節ごとに異なった、素朴でおいしいケーキが店頭に並ぶのです。

人気の三角モンブラン。
なかには通年で購入できる商品も。
特に、やわらかくてふわふわのスポンジを使ったロールケーキや、
三角モンブラン、トマトのケーキなどは人気の商品です。
「もっと種類を増やしながらも、やさしくてほっとする味のケーキを作りたい」
と中脇さんは、まだまだ新作を準備している様子。
四万十でたくさん遊んだあとは、
川辺の白くて小さな藁の家を訪ねてみてはいかがでしょう。
やさしい味の西土佐産のスイーツに出会えるはず。

四万十川のほとりでケーキを楽しむこともできます。