「cafe polestar」 小さなまちに誕生したのは、 土地に根づいたカフェでした

葉っぱビジネスの「いろどり」で知られる人口1800人の小さなまち・徳島県上勝町。
ここで、「上勝町を100年後まで残したい」という想いのもと
2013年12月「cafe polestar」がオープンしました。

「ポールスターとは北極星のことです。ここにヒトやモノ・情報が集り、
夜空に輝く北極星のように上勝町の発信拠点としていきたいです。
たくさんの人が集まり団らんする空間になることで、将来的に若者の移住に繋がっていけば」
と意気込むショップマネージャーの東輝実さん。

東さんは上勝町出身のUターン者。
ゼロ・ウェイスト」というごみを出さない活動を推進していた、
母親の故・東ひとみさんの意志をカフェのコンセプトに取り入れています。
例えば、「食材は皮をむかず、できるだけそのままで使用」、「生ゴミは堆肥化」、
「おてふきは出さず、なるべくハンカチを持参してもらう」、などを実践しています。
また、ゼロ・ウェイストの観点から、
カフェで仕入れた調味料や食材を量り売りできるような仕組みも計画しています。

「本日の定食」800円。

メニューには“上勝町らしい”ものをふんだんに取り入れています。
ランチのメインとなる「本日の定食」は上勝町のとれ立ての野菜を使った主菜、副菜、汁物と、
棚田でとれた貴重な米がセットになっています。

「ゆこうはちみつソーダ」500円。

また、ドリンクやケーキにも“上勝町らしい”ものとして、
上勝町が全国生産量のシェアのほとんどを占める、
「ゆこう」という柑橘を使ったものがいろいろあります。
ゆこうはポンカンとゆずが自然交配してできた柑橘。
すだちより酸味がまろやか、香りは強いがさっぱりしています。

各メニューにはさりげなくつまものも添えられていて、
聞くと葉っぱビジネスの「いろどり」に関わっているお年寄りが栽培した
大王松というものでした。

「cafe polestar」では今後様々なことを企画しているそうです。
そのひとつが、「上勝百年会議」。
「上勝町を100年後まで残すために今何をしないといけないのか」を考えるために、
ゲストを招いて話をしたり、参加者でディスカッションするというものです。
上勝町のファンや町民が集まり、今後のことを話し合あえる場作りを目的としており、
既に数回開催されています。
 「上勝百年会議」などのイベントにあわせてカフェに訪れ、
小さなまちでの若者たちの新しい動きを感じてみるのもよいかもしれません。

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