ツガニの旨味たっぷりのおいしいうどん
高知県いの町を流れる清流・仁淀川。
仁淀川は、水質の美しさが日本一になったことでも知られています。
このほとりに、昔ながらのたたずまいをした一軒の食堂があります。
その名は、「あおぎ」。
知る人ぞ知る、仁淀川の川の幸がリーズナブルな値段で食べられる食堂です。

こちらの名物は、ずばり「ツガニうどん」。
ツガニとは、通称「モクズガニ」とよばれる、渓流や川で獲れるカニのこと。
うどんのスープは、小さなサイズのツガニを生のまま殻ごと粉々にし、
少しずつ水を流しながら、ガラだけが残るように漉してカニのエキスを取るという、
豪快な方法で作る「ツガニ汁」がベースになっています。
うどんの上には、ツガニ汁の中に含まれたカニの身やカニみそなどが熱せられ、
フワフワに固まっています。そのフワフワの身やカニのエキスが溶けだしたスープと一緒に、
アツアツの麺を口の中にそそぎ込むのです。
雄大で清涼感あふれる仁淀川の景色を見ながら食べるツガニうどんは、
川の幸が好きな人にはたまらないおいしさ。
ちなみに、夏のシーズンはツガニの冷やしそうめんもあります。
9月頃から10月にかけては鮎のシーズンでもあるので、
トッピングに鮎の甘露煮を加えるのもオススメです。
ぜひ、仁淀川のほとりで川の幸を口いっぱいにほおばりながら、
十分鋭気を養ってください。

あおぎから見渡す、美しい仁淀川の風景。