周辺のひなびた雰囲気がたまらない 「荒川足湯温泉」

日本最西端の温泉地で、ゆったり足湯に浸かる。

高浜海水浴場から南へ5kmほど離れたところにある玉之浦町の荒川温泉は、
安政3年(1856年)に発見された、日本で最も西にある温泉地です。
古くは湯治客で賑わっていたそうですが、現在は海沿いのひなびた集落といった風情で、
一歩路地を入ると食堂やスナックなど、
まるで映画のセットのような味のある建物が軒を連ねています。
2010年にオープンした県道沿いにある足湯は、
古くなったバスの待合所をリニューアルしたもの。
今でもバス停としての機能も果たしており、
足湯スペースと待合所スペースに分かれています。

路地を散策していると、地元の人に会いました。
世間話になって今から足湯に行くことを伝えると、
「もう時間が過ぎちゃってるけど、私が閉める係だからゆっくり入っておいで」とのこと。
散策に夢中になって閉館時間の17時を過ぎてしまっていたことに、
そのとき初めて気がついたのですが、
この大らかさがなんとも言えずありがたく、そして心地よくもありました。
荒川温泉の源泉は、60~70度の弱食塩泉。足湯は加水して40度前後に冷ましており、
歩き回った疲れをほどよく癒してくれます。
バス停を改装しただけあってこじんまりとしたスペースで、
知らない人とでもすぐに会話が弾みそうです。
「どう、気持ちよかった?」
足湯からあがる頃、先ほど立ち話をした地元の人がちょうどよいタイミングでやって来ました。
地元の人が守り続けてきた温泉地ならではの、
アットホームな雰囲気がそこにはあります。

information


map

荒川温泉足湯

住所 長崎県五島市玉之浦町荒川
営業時間 9:00~17:00 
無休 無料

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