odekake
posted:2013.11.28 from:広島県 genre:旅行
〈 おでかけコロカルとは… 〉
一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。
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ディスカバーリンク
せとうち
ディスカバーリンクせとうちは、新たなまちの魅力を観光へとつなげ、まちに事業と雇用を創出し、せとうちの未来を育てていくことを目的としています。歴史的建造物を再生し、暮らすように愉しむ空間を提案する“町家宿プロジェクト”や、世界共通言語のデニムで広島県備後地方の繊維業を活性化させる“尾道デニムプロジェクト”、自由な学びの場を展開する“尾道自由大学”など、多様な切り口のプロジェクトを展開しています。
http://www.dlsetouchi.com
credit
text:まやはらとみこ
尾道の観光には外せないスポット「千光寺山」。
山頂にある千光寺とそのふもとを、まるで空中散歩をしているかのように結ぶ「千光寺山ロープウェイ」。
ゴンドラに乗り込んでほどなく、尾道水道の眺望が開けてくる。
上りの車窓、左手に見えてきたのは千光寺。
どこを切り取っても絵になる風景に、思わずカメラのシャッターを切る。
つかの間の空中散歩を楽しんでいると山頂に到着。ここから展望台に登ってみる。
先ほどとはまた違う眺望が開けていて、天気の良い日には、四国山脈までも望めることができる。
山頂からの下りはロープウェイを使わず、坂道を散策。
春には桜、桜が終わればツツジ、秋には菊花と、
自然の美しさを満喫しながらゆったり流れる時間に身をゆだねてみる。
心地よい時間の過ごし方に、尾道への観光客にはリピーターが多いというのも頷ける。
展望台から下っていると“出会いの広場”“ふれあい広場”など、
ベンチやトイレが設置されている広場が現れる。
その中に「恋人の聖地」の公式プレート付きのベンチを見つけた。
キレイな景色を眺めながらプロポーズを……なんて考えると、
ちょっとロマンチックな気分に。
古い木造家屋が軒を連ねる坂道を歩くと、ひょっこり登場してくるたくさんの猫たち。
人に馴れている猫も多く、カメラを向けても逃げない。むしろ人間なんて気にしていない感じ。
尾道という場所には、慌ただしい日常を忘れ、
別次元にトリップさせてくれる魔法がかかっているのかもしれない。
information
千光寺山ロープウェイ
営業時間 9:00~17:15(運行は15分毎)※多客時には臨時便を運行します。
運賃 大人片道280円・往復440円 小人片道140円・往復220円
所用観光時間 片道3分
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