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自然の美味しさ噛み締めて
「コウボパン 小さじいち」

おでかけコロカル|鳥取編

posted:2013.8.5  from:鳥取県  genre:旅行

〈 おでかけコロカルとは… 〉  一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。

editor’s profile

Kaori Ezawa

江澤香織

えざわ・かおり●神奈川生まれ、東京在住。フリーライター。友人に誘われふらっと訪ねた鳥取の旅で、 その良さに感動し、以後、山陰と深く関わることに。「山陰旅行 クラフト+食めぐり」(マイナビ)著者。 食、旅、クラフト等を通じて、日本文化とものづくりを応援。

credit

撮影:上原朋也
取材協力:鳥取県

自然の中で元気に育った酵母で作る、自然派のパン。

鳥取から富士山は見えませんが、
そのかわりに大山という美しい山があります。
見る方角によって表情が違い、南、北は険しい絶壁なのですが、
西側から眺める姿はなだらかな優しいフォルムで、
別名「伯耆富士」とも呼ばれています。
この大山の麓にぽつんと佇む、一軒の小さなパン屋さん。
童話にでも出てきそうな雰囲気のほっこりした木の小屋から、
パンの焼けるおいしそうな匂いが漂ってきます。

大山の冷たい地下水ときれいな山の空気ですくすく育った自然の酵母。
時間をかけてゆっくりゆっくり発酵させるため、
パンになるまでには一週間から10日かかるそうです。
国産の全粒粉をたっぷり使い、
直火の石床の窯で焼き上げています。
小麦の味がしっかり感じられる、パンらしいパンです。
お店のマークである、ちょっとおとぼけ顔のクマさんは、
イラスト、木版、図案などを手がけるノラヤによるもの。
マフィンや食パンにも、このクマ印の焼き印が押されていてかわいいです。

パン屋の横には「食べるところ」と名付けられた小さな小屋があり、
ランチやお茶を楽しめます。
天然酵母のパンをおいしく食べられるよう、食べ方を提案しています。
また、ランチは全ての料理に酵母を“うまみ調味料”として加え、
簡単でおいしい発酵食の提案もしています。
素材は無理なく自然に手に入る地元のもの、旬のものを使っています。
メニューは季節によって変わり、店主が自身でイラストを描いて
絵本のようなカラフルで楽しいメニューを手作りしています。
窓の外には雄大な大山と緑の風景が広がり、
のんびり豊かな時間を過ごすことができます。

酵母プレート(ドリンク付)¥1000

information


map

コウボパン 小さじいち

住所 鳥取県西伯郡伯耆町金屋谷1713-1
TEL 0859-68-6110

営業時間 毎週水〜土の4日間 11:00〜16:00
※1月から3月は大山の店舗は冬季休業。
冬季休業の間は米子・松江・関西など各地で営業。
http://kosaji-1.com

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