長良北町の商店街にひっそりと建つ小さな雑貨屋「flamant」(フラマン)。
ガラス戸を開けるとそこには、色とりどりの雑貨たちが
肩を寄せ合うようにひしめいている。
一つ一つを見るのに、一体どれくらい時間がかかるだろうか。
店主の高橋純子さんは、子どもの頃から無類の雑貨好き。
小学生の時、大好きな店で何時間も過ごした思い出を、楽しそうに語る。
「気に入ったものを並べてワクワクする感覚は、
大人になった今でも一緒ですね」

いつか自分が好きなものを集めた店を作りたい。
そんな少女の無邪気な夢は、平成20年にこの場所で現実になった。
「少し不細工なものとか、突っ込みたくなるような感じが好き(笑)
そして、いつも新鮮なものをそろえていたいです」

フラミンゴのグッズにロシアのマトリョーシカ、
外国のステーショナリー、フェアトレードの食品や衣類、
作家の手作りアクセサリー、ヨーロッパのアンティーク、ハワイアン雑貨…。
純子さんの感性でセレクトされた不ぞろいでユニークな顔ぶれがずらり。
ここにしかない独特の世界観に、多くの客が魅了されている。
「どうしても必要かと言われれば、そうじゃないものの方が多い。
でも、好きなものを使っているだけで、
その時間がうんと豊かになるんです。それだけで十分」
さあ、お気に入りのノートを広げて、大好きなペンを握ってみよう。
文字を書くだけのありふれた瞬間さえも、幸せに感じるはず。
