温泉が至るところに湧く青森。
県下には数々の名湯がありますが、ここのお湯は他とは少々異なります。
下北半島は風間浦村にある下風呂温泉郷。
各旅館に素晴らしい泉質のお湯が揃っており、
今や地元だけでなく県内外から多くのお客さんが訪れる名湯です。
そのお湯は源泉によって白濁していたり透明に近いものだったりと
様々ですが、実は黒いお湯があるのです。

白、黒、グレー。毎日色が変わる不思議な湯!?
下風呂温泉郷のメインストリートに佇む「旅館さつき荘」。
宿泊もできるし立ち寄り入湯も可。2012年12月に改装されたという旅館の2階に上がり、
仄暗い廊下を突きあたりまで進むと、存在を隠しているかのように浴室が現れます。
……浴槽のお湯は一見すると白濁しているように見えますが、
柄杓ですくい上げると、黒くなる。
聞けば、お湯の色は白くなったりグレーになったりと毎日変化するのだとか。
写真ではグレーっぽく見えるのですが、
時にはかなり黒に近い灰色に濁っていることもあるため、
入浴すると体が全く見えません。湯温は40〜42度くらいでしょうか。
同じ下風呂温泉郷にある立ち寄り湯の「大湯」や「新湯」に比べると、
それほど熱くなく、ゆったり入れます。
香りは他の下風呂温泉と似た方向性。
やや鉄っぽい香りもするのですが、訊けば砂鉄が混じっているようだとのこと。
それがお湯の色を黒くしているのかもしれないそうです。
浴室や脱衣場は1つしかありません。
が、お湯は超お勧め! 是非試してみてください!
ちなみにタオルは黒っぽくなります、はい。