戦前のアンティーク瀬戸物を お手頃価格で。石巻のランドマーク 「復興ステーション観慶丸」

戦前の瀬戸物と、復興グッズのお店

石巻中央エリアでひときわ目を惹く、
タイル貼りの洋風建築「旧観慶丸商店」。
震災後、津波の被害によって営業できない状態でしたが、
ここがいま「復興ステーション」として活動を再開。
戦前の貴重な瀬戸物と、復興グッズのショップとして営業中です。

もともと、この建物は、80年前に建てられた石巻初の百貨店でした。
戦津波の被害によって一階部分が浸水したところを、
地元のスポーツ店「スポーツショップマツムラ」の松村さんが
立ち上がり、ボランティアの皆さんのご協力のもと、大修復を行いました。
そして2012年の夏、復活を遂げたのです。

ショップで販売されているのは、明治〜大正〜昭和初期
に作られた陶器、陶磁器、瀬戸物たち。いずれもピカピカの新品です。
かつて石巻には沢山の旅館があり、そこで使われるために
佐賀の有田や石川の九谷といった遠い地から
藁に包まれて沢山の瀬戸物が運ばれてきました。
旧観慶丸商店の倉庫には当時の、藁に包まれたままの在庫が
大量に残っており、それらをすごく手頃なお値段(2個で500円など)
で販売しているのです。

また、仮設住宅で暮らすお母さんたちが作った復興グッズも
販売されています。これは着物から作られた洋服。
石巻のお母さんたちは、もともと網を編んだりする技を持ちあわせて
いたり、ものすごくスキルが高いのだそう。さすがです。
などなど、「復興ステーション観慶丸」では、
石巻のさまざまな面を垣間見ることができます。