手作りの焼き菓子はやさしい味。
木のドアを開けると、ふわりと焼き菓子のいい香りが漂ってきた。
そしてカウンターの向こうにいらっしゃったのは、
意外にも男性のご主人、村谷さん。
「紅茶の好き嫌いはある?」と、
生まれて初めて受ける質問にちょっとびっくりしていると
「香りがついた紅茶が苦手という方はいるね。
例えばアールグレイはベルガモットの香りがついているんだよ」と、
出てくる出てくる、紅茶のあれこれ!
聞けば、仕事の関係で扱うようになった紅茶を、
本を見ながらちゃんと淹れてみて、その美味しさにびっくりしたのだとか。
「家で奥さんに淹れたら、おいしい! と褒められてね。うれしくなっちゃった」

紅茶といえば、ということで作りはじめた焼き菓子は、
ビンに詰めて置いておくと子どもたちがあっという間に食べてしまったそう。
「こんなに美味しいのだから」と、周りに後押しされるようにしてオープンしたカフェ。家族に喜ばれた紅茶と焼き菓子は、とてもやさしい味がした。