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posted:2018.1.29 from:長野県長野市 genre:食・グルメ
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
もうすぐバレンタイン。ありきたりのチョコじゃつまらないという方へ、
長野にある七味唐辛子の老舗〈八幡屋礒五郎 やわたやいそごろう〉
のチョコレート「七味Bean to Bar Chocolate
(シチミ・ビーン・トゥ・バー・チョコレート)」をご紹介します。
七味Bean to Bar Chocolateは、七味唐辛子の七つの素材ひとつひとつに
相性のよいカカオ豆を組み合わせたチョコレート。
味は、プレーン・タンザニア産カカオ、柚子&ベトナム産カカオ、
白胡麻&ニカラグア産カカオ、山椒&キューバ産カカオ、
生姜&キューバ産カカオ、紫蘇&ベトナム産カカオ、
麻種&ニカラグア産カカオ、唐辛子&タンザニア産カカオの8つ。
たとえば七味の主役、唐辛子にはタンザニア産のカカオを組み合わせ、
広がる香りと、甘み・辛みの妙味を味わえるチョコレートに。
柚子には、ベリー系フルーツのような酸味のあるベトナム産カカオを組み合わせ、
フルーティーな味わいに。
素材にこだわる七味唐辛子屋さんならではのチョコレートです。
「BEAN TO BAR ビーン・トゥ・バー」とは、
カカオ豆の選定から板チョコレートになるまでの
全製造工程を手がけ、つくり手独自の風味を引き出す製法のこと。
七味Bean to Bar Chocolateは、そんなビーン・トゥ・バーに考え方に
ひらめきを得て開発されたチョコなのだとか。
長野の八幡屋礒五郎 本店、MIDORI長野店、
ながの東急で開催されるバレンタインギフトフェア「ショコラ ダムール」にて販売されます。
そのほか、同社のスイーツにはバタークリームに七味素材を加えたマカロンなんかも。
こちらは、ホワイトデーにも喜ばれそうです。
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八幡屋礒五郎では、近年までほとんどの原料を県外産や輸入に頼っていましたが、
2007年に〈八幡屋ファーム〉を設立し、素材の自社生産を開始。
いまでは七味をはじめとする商品に自社農場で採れた唐辛子や紫蘇、
長野県産の山椒、胡麻などを使っているといいます。
その創業は、1736年(元文元年)。
長野県・善光寺の堂庭(どうにわ・境内)で始めた小さな仮店が始まりだったといいます。
善光寺のお膝もと、大門町にある本店は
八幡屋礒五郎の歴史を感じられるお店になっています。
こちらでは七味缶をはじめとする全商品を販売するほか、
善光寺の頃から行っていた七味の調合サービスも。
唐辛子だけでも7種(三鷹、バードアイ、広西、大鹿唐辛子、
益都、万願寺、ハバネロ)のなかから選ぶことができます。
※調合サービスは長野の本店・MIDORI長野店のみのサービスです。
本店のお隣には2014年にオープンした〈横町カフェ〉があります。
こちらでは、工房で焼き上げたスイーツや
スパイスを効かせたオリジナルカレーやジェラート、
信州産素材を使ったデリプレートなどが楽しめます。
ぜひ一度行ってみたいですね。
information
八幡屋礒五郎 本店
営業時間:本店 9:00〜18:30/カフェ 10:00〜19:00(18:30 L.O.)
住所:本店:長野県長野市大門町83/カフェ:長野県長野市横町86-1 ※本店に併設
アクセス:徒歩:善光寺表参道(中央通り)を善光寺に向かって約20分/バス:善光寺行き「びんずる号」または善光寺経由路線バス乗車「善光寺大門」下車。もしくは市内巡回バスぐるりん号「善光寺入口」下車。
電話:本店 026-232-8277/カフェ 026-232-8770
定休日:無休
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